主人公の女性があまり好きになれませんでした。
賞を取ったけれどその後まったく書けなくなって、気ばかり焦って空回りして・・・
気持ちはわからなくはないけれど、あまりにも他人を寄せ付けない態度や素直になれないところはイライラしました。
家政夫の蓮治さんもまた過去にとらわれて、他人とは距離をおいている感じ。
二人が関係を深めながら過去やトラウマを克服し、前向きに生きていくんだなと想像できます。
ものを生み出す難しさ、苦悩を改めて感じました。
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主人公の女性があまり好きになれませんでした。
賞を取ったけれどその後まったく書けなくなって、気ばかり焦って空回りして・・・
気持ちはわからなくはないけれど、あまりにも他人を寄せ付けない態度や素直になれないところはイライラしました。
家政夫の蓮治さんもまた過去にとらわれて、他人とは距離をおいている感じ。
二人が関係を深めながら過去やトラウマを克服し、前向きに生きていくんだなと想像できます。
ものを生み出す難しさ、苦悩を改めて感じました。
2作目の執筆に打ち込みすぎて倒れちゃう「一発屋」の作家の生活を心配した担当が、イケメンの家政夫を送り込んで……という粗筋どおりですが、その家政夫がなかなか闇を背負っていて。
書くことに限らず表現すること=生きることの人たちを垣間見た感じです。
実際、泣かず飛ばずの人たちも多い中、一発でも特大ホームラン飛ばせるなんて素敵じゃん!なんだけど、ディスられるよね(苦笑)と現実に戻ってしまったり、読みごたえある作品で好きですね。
この作品に描かれている小説を読みたいのに読めないから、星ひとつ減らしました。極めて理不尽ですけど!
3.0