4.0
まるで小説のようなお話
自然豊かな島と、その島を代々守る一族の物語。
少女漫画というよりはサスペンス小説のようで、めちゃコミの中では異色な感じ、ドキドキハラハラしながら読みました。
朝和の煮え切らなさにはかなりイライラしたけれど(笑)
最後はめでたしめでたし!
ホッとしました(笑)
こんな島があったら行ってみたいな、と思える作品でした。
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自然豊かな島と、その島を代々守る一族の物語。
少女漫画というよりはサスペンス小説のようで、めちゃコミの中では異色な感じ、ドキドキハラハラしながら読みました。
朝和の煮え切らなさにはかなりイライラしたけれど(笑)
最後はめでたしめでたし!
ホッとしました(笑)
こんな島があったら行ってみたいな、と思える作品でした。
小さな島が舞台。
子供の頃、幼友達だった2人+双子の片割れの恋のトライアングル。
不幸の始まりは、些細な誤解が生んだ悲劇から。
島の掟により、男が結婚した相手は双子の姉の方。
けれど男が本当に婚約者として迎えたかったのは、幼き日、共に遊んだ双子の妹の方だった。
時は過ぎ、ある日双子の姉はその事実を知ってしまう…
裏切られたと恨む姉。
不幸の連鎖は続くのか…
ただただ切ない。。しかも何年越しでずっと切ないの!って突っ込みたくなる。双子姉妹で仲が良かったけどそもそも頭の出来やらの違いでそれぞれ別の道へ、初恋相手ともちゃんと話をしなかったし思いを言わなかったせいですれ違い、しかもその思いは残ったままで、この三角関係どれも辛いな。。うまく着地できるんやろかとハラハラしながら読んでる最中。。
双子の稔と凪。代々島の海神をまもる一族の長男、朝和の花嫁になったのは美人と有名な稔。だが小さな頃から凪と朝和は島を守る気持ちを誰よりも持ち続け切れない絆で想い合う2人だった。それを結婚後知った稔は嫉妬の鬼になり色々な罠や嘘を重ねていく。最後にしあわせになって欲しいけれど、稔も元の優しい姉に戻ってうまくいってほしい。
愛憎渦巻く、ドロドロを感じる漫画です!
ただの信仰心からくる愛のない結婚だし、本当に好きなのは奥さんの姉だし、なんだかどの人も不幸にしか見えない。
無理して夫に少しでも寄り添えるよう、気を使っている奥さんが可哀相でした。
なんだか、修羅場くるんじゃない?って空気で、早く読み進めたい!
話の設定が良いと思う。
ただ、登場人物の表情やセリフ回しなど、もう少し…あと一息…と思う所がチラホラ。
あとは主人公の女性をどうしてそこまで(思い出があるにしても)思い続ける事ができるのか、リゾート計画の中止が正義のように描かれているけど現実的にこのような島、仕事がないとヤバいんじゃ?とも思うし、少しモヤモヤが残ります。
ふらっと立ち読みしたら、面白くて立ち去れなくなった感じの作品。島で育った男の子と双子の女のコのお話。誰も悪くない。誰も悪くないのに、がんばってるのにこじれてく、というのはもう昔からドラマの王道で。でもわりときんちと王道で面白い作品は多くはないので、これはとても良くできた作品だなーと思います。
以前読んで懐かしくまた読んでみたけどやっぱりストレスが…
稔を擁護するコメントもあったけど、どう考えても最初から双子の凪をバカにしすぎだし
いつも上からで、自分で選んだくせに何で私だけ不幸に〜って言ってる感じが
当時も我が儘で嫌いと言う感情しか残らなかったけど今読んでもやっぱり同じ感想だった
普通と違うのは、見た目が良い方は頭が良くないところ
普通は、見た目が良いほうがなんでもできて、
パッとしない方の双子が何も優れるところがない。
そういう意味でも、面白いかと思って読み始めたけれど
姉の腹黒さ(自分は悪くなく、被害者意識)が
見え始めたところから気持ち悪くなってきた
凪と稔の双子だから、分かり合えることと、やはり秘密があるから分かり合えないことと、物語は深い闇があります。島の自然を守ることの大切さを感じながら、三人の気持ちが上手く表現されていて、どっぷり浸かってしまいました。
最後まで一気にに読みたい作品です。