[小説]なつの初恋
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あらすじ
30歳を目前に、婚約者から婚約破棄され田舎に逃げ帰ってきた紬生は、駄菓子屋を営む祖母の家でくすぶっていた。そんなある日、祖母の代わりに店番をしていた紬生の前に、6歳年下の幼なじみ・陸翔が現れる。眼を見張るような美青年に成長した陸翔は昔と変わらぬ気安さで紬生に接してくるが、そんな陸翔に紬生は戸惑うばかり。戸惑いの原因は、10年前の夏の日の出来事だった。祖母の家の縁側で、眠ったふりをした紬生に陸翔がくれた、触れるだけの幼いキス。あのキスに込められた感情を確かめることもせず、逃げるようにして都会暮らしを始めた紬生は、10年後の夏、またこの地へ帰ってきてしまった。「どうして帰ってきたの」 10年前、本当の弟のように可愛がっていたあの頃と同じ、幼い膨れっ面で問う陸翔からは雄の匂いがした。歳上の大人として、兄として。陸翔の将来のために離れなければと思うのに、求められれば強く拒絶することができなくなってしまう紬生。10年越しの初恋の行方は……。
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30歳を目前に、婚約者から婚約破棄され田舎に逃げ帰ってきた紬生は、駄菓子屋を営む祖母の家でくすぶっていた。そんなある日、祖母の代わりに店番をしていた紬生の前に、6歳年下の幼なじみ・陸翔が現れる。眼を見張るような美青年に成長した陸翔は昔と変わらぬ気安さで紬生に接してくるが、そんな陸翔に紬生は戸惑うばかり。戸惑いの原因は、10年前の夏の日の出来事だった。祖母の家の縁側で、眠ったふりをした紬生に陸翔がくれた、触れるだけの幼いキス。あのキスに込められた感情を確かめることもせず、逃げるようにして都会暮らしを始めた紬生は、10年後の夏、またこの地へ帰ってきてしまった。「どうして帰ってきたの」 10年前、本当の弟のように可愛がっていたあの頃と同じ、幼い膨れっ面で問う陸翔からは雄の匂いがした。歳上の大人として、兄として。陸翔の将来のために離れなければと思うのに、求められれば強く拒絶することができなくなってしまう紬生。10年越しの初恋の行方は……。
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イラストの挿し絵が無くてすごく残念!
けど受け一筋な攻めのお話は大好物な私は満足出来ました。
とにかく可愛い攻めでした。by 匿名希望- 1
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