5.0
なつかしい!
当時すごく好きだったのを思い出し、再読しました。
スウとあきら、おなかに新しい命を宿し、これから幸せな未来しかないように思えた2人。
あまりにも残酷な出来事が待っています。
生まれてきた大切な宝物を、自分1人の力で守っていこうと、空回りしながらも一生懸命行きようとするスウに脱帽です。
少しずつ成長していく我が子を見つめ、励まされながら泣きながら、スウもまた成長していきます。
厳しいけど温かく見守ってくれる上司や、遠くからずっと見守ってくれてた義父、そして優しいあの人のおかげで、だんだんまたあの気持ちを思い出すスウ。
読んでいて本当にじんわりやさしい気持ちになります。
あぁ、子供ってこういうことするよねーと、共感できるところもあったりして。
かなり前の作品ですが色褪せない、心温まるお話です。
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