4.0
すごい一家だけど、なんやかんやどこもある
「父よ、あなたは」を先に読んでいたのですが、こっちを先に読んだ方がいいというレビューを見て読み始めました。おもしろおかしく描いてあるけれど、現実がそのままにしか見えないこの作者さんだからこそなんだろうと思います。そうじゃなければ、現実よりも自分の感情が前に出てしまって、こうはならない。
- 0
「父よ、あなたは」を先に読んでいたのですが、こっちを先に読んだ方がいいというレビューを見て読み始めました。おもしろおかしく描いてあるけれど、現実がそのままにしか見えないこの作者さんだからこそなんだろうと思います。そうじゃなければ、現実よりも自分の感情が前に出てしまって、こうはならない。
どこのお宅でもこんなチョット困ったお父さんの話は聞きますよね…
うちの父もこんな感じのパンチパーマ、ガサツ、理不尽に怒鳴り、酒飲みだけど器用。こういうお父さんって大抵奥さんに逃げられちゃうんです。他の作品の表紙でお父さんが亡くなった様子でしたので、うちの父もそうでしたが孤独に亡くなられたのかな?過ぎてしまえば笑い話になって家族みんなで思い出話。亡くなった仏さんも思い出してくれれば浮かばれます!
残念な父親との思い出を、面白おかしく描いてあります。
私だったら、人生の汚点と捉えてしまいそうな事でも、今より情報が少なかった時代に
ご自分のコミュニティの中で、私はこう思っていた!と自信を持って言えるのがすごい!!
っとゆーより、これが本来のあるべき自分の意見かな。今は、同調主義が強すぎて窮屈さを感じている人に読んで頂きたいです!
眠れない時など、単話で購入して読んでも、読み切りなのでOK
でも、つい面白くて追加購入して読みたくなる。
そんな作品です!!
お話の内容の8割方がシモネタな気がしますが(笑)
なんだろ、最近テレビとか世間的に、コンプラがうるさくなってきてて、こういう下品なことが許されない空気?が、ごくたまにですが、息苦しくなる時があり……なんか、笑って流せてた時代の話だなぁと、つくづく思います。
ただ……大人になり、仕事の関係上、食品衛生管理の資格をもってる身からすると……
お父さんのトイレ後に手を洗わないとか、お風呂に何日も入らないとかは、飲食店をやられてる方にしたら、あまりにも危機管理能力が低いかなと思ってしまいます。
(下手すると営業停止になりかねない)
まぁ、あくまでも令和の感覚なので、あの時代はそれが普通とは言わないまでも、よくあることではあったのでしょう(苦笑)
なので、そういう個人的観点から☆一つ減らしてあります。
最初の1 、2話目を読んだ時はなんちゅーはちゃめちゃな常識外れの一家?と思ったが
読み進めると父は甲子園球児でピッチャーだったとか、母の父(じーちゃん)は地元の議員だったりとか?あれ?意外?にいいとこのお嬢ちゃん?だったのかな?と思った。
そういう背景が分かると安心して読めるから好きです。
なんだかんだ言っても同居のばーちゃんも心優しい人だし、、破茶滅茶さを面白く描いているけど根本的なところはとても常識的な良い家族なんだと思う。
作者の自伝や周りの人の生きざまをまざまざと見せつけられる。というかたんたんと語られるというか。極端な人やエピソードが多いし普通のこととして語られるので、そのギャップがリアルであり、現実味がありすぎて悲しい。あるエピソードでは、登場人物のひとりがトンネル工事に従事させられるが、、、、その現場の情況が過酷すぎて、トンネルへの見方が変わった、くらい。ただ、上品な世界観ではないので、そういうのが嫌いなかたは読まないほうがいいかも。酸いも甘いもというか、幅を広げたい人は読んでも価値観が広がるかもしれない。げひんな描写も多いが、逆に明け透けに語られることで、何かを感じ取れる、学べる点に置いては、他のただキレイナだけの作品より、realだ。
人の育つ環境って
影響が大きいなぁとつくづく思いました。
発達障害の作者さんが
周りの迷惑など顧みず(配慮できず)
家族・友人・知人の恥部まで
遠慮なく描く。
そのせいで縁を切られたりもしたそうですが、今まで読んだことのない
面白い作品だと思いました。
自分がこれを家族や友人にされては
たまったものではないですが…
波瀾万丈っていうか
でも起こるべくして起こっているところもあるし、
世の中には本当にいろいろな人がいるんだということが、ものすごくよくわかる作品でした。
ただこの作者さんの他の作品同様
読んでいるだけで気力・体力を使い
疲れてしまうので
あえて読み返すことはしないと思います。
沖田×華先生は。2008年に近所の本屋さんで『こんなアホでも幸せになりたい』って本を購入してから大好きです。
数ページ立ち読みして『買おうっ!』ってレジに行った記憶があります。 まさかここまで売れっ子になるとは全く思わなかったです(笑)
このマンガは特に幼少期がおもしろい。この方は結構重たい内容もおもしろく読みやすく書けるのが凄いなぁって思う。
私は特に順子の話が好きです。胸パット。サイコーです。あとひょこたんも個人的にサイコーでした。こんなお客さんいたら営業妨害ですが‥。
しかしもう1人の弟さんの存在が全くないのがなんか寂しい。だから星は4つかな?
まだ完結まで読んでいませんが、面白く読めます。奔放な家族のエピソードがかなり濃過ぎる。ちょっとじゃりン子チエを思い出しましたが、じゃりン子チエは下ネタ無いし、まわりの大人が立派なので、比較にはならないかな?
感情や欲望をむき出しに生きている大人たちと、それに巻き込まれつつ共に生きていた子供時代、という感じの内容。わたしも親がめちゃくちゃだったのでだいぶ共感しました。読み進めるのがいろんな意味で楽しみです。
沖田×華シリーズ、どれも面白い。大好きです。この話は、家族の事に絞って書かれてます。(タイトルそのままだけど)
読んでみると作者自身の生い立ちの特異さが今の彼女の才能につながっているんだなって納得させられます。
お父さんの個性も凄いけど、まわりのキャストも結構なキャラが揃ってて、しっかりと脇を固めてる!いい味だしてます。
ただそれだけキョ-レツなキャラが揃ってたとなると、作者も色々と大変な事があったんじゃないかと思います。