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実体験ならては
私は存じ上げなかったが、この作者は現在は売れっ子の漫画家さんだそうだ。それを知っているからこそ読める気がする。4歳で児童養護施設に入所。その日から始まる弱いものいじめ。わずか4歳にして暴力の洗礼を受けることにまずビックリ。面白い先生もいて、楽しい思い出もあるが、どちらかというと悲惨な体験の方が多い。それにしても親に会えることがこんなに嬉しいんだなぁ、子供は…。
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私は存じ上げなかったが、この作者は現在は売れっ子の漫画家さんだそうだ。それを知っているからこそ読める気がする。4歳で児童養護施設に入所。その日から始まる弱いものいじめ。わずか4歳にして暴力の洗礼を受けることにまずビックリ。面白い先生もいて、楽しい思い出もあるが、どちらかというと悲惨な体験の方が多い。それにしても親に会えることがこんなに嬉しいんだなぁ、子供は…。
児童養護施設の話の漫画は、たまにありますが作者の体験談と言う所に惹かれて無料分だけ読みました。
出来事や心情が丁寧に描かれていて胸に刺さります。
幼児期~中学生まで寂しく、大変な思いをされて育っていますが、作者が今は、奥さんや子供も居て幸せに過ごしている様子に安堵です。
児童養護施設。。いろんな事情がそこにはあるんだと思います。いろんな歯車が狂い、にっちもさっちもいかなくなった親が子を預ける。。
虐待等の問題が近い周りにあるこの昨今、施設に預けられた方がまだ幸せなのか。。
子を持つ親として、とてもいろんな意味で興味がわきました。立派に育ってる方が沢山いるという事実。
施設で育つ男の子の話なのだから、切ないのは当たり前だけど、それがいじめとか虐待とかでなくて、健気に生きる等身大の男の子の話だから。
絵がとても丁寧に描かれてます。
普通ならバンバントーン使うところも手描きです。
そんなところ見ながらゆっくり読んでます。
『鬼門街』が好きで、これを描く永田晃一という人物のバックグラウンドに興味が湧き、読み始めました。
この物語を描く経緯に始まり、児童養護施設での出来事や心理状態、そして20数年前とはいえ施設のことが読み取れます。
まだ読み始めたばかりで、漫画家になる核心部分には至っていませんが、余裕のある時に、ゆっくり読み進めればいいかなと思っています。
無料分のみ読みました。
ここのとこ養護施設モノ多いですね。
施設に存在するカースト制とかリアル。
幼い子が親や家族と離れて夜を過ごすって寂しさ相当だろうな。
社会を生き抜くサバイバル力がある人ってある種の過酷さを経験しているからこそのものなのだろうか。
作者さん、大人になって結婚して家庭も持てて幸せになっているようで良かったです。
鬼門街を読みハマり、こちらに辿り着きました。鬼門街、正直絵はあまり好みではありませんがとても面白い。その作者さんの幼い頃の体験が、こちらに描かれています。最初に今の生活が描かれていますが、理解ある奥さんと可愛い子供がいて幸せ生活があるからこそ、過去を描く気持ちになったのかなって勝手に推測します。笑
鬼門街を読み作者さんの生い立ちのこちらのお話も読み始めました。
児童養護施設でのお話はちょっと暗くなりがちですが辛い部分などはやんわりと描いていて重い気持ちが若干和らぎます。
まだ6話までしか読んでいませんがどのように成長していくのかゆっくり読み進めていこうと思います。
自分はおっさんなので、一昔前、子供の頃の社会情勢、空気感みたいなものは今でも覚えてる。その上で言わせてもらうと、大人が子供に暴力振るうなんて、今では体罰だなんだと騒がれることが日常で起きていた。その点、この作品は遠慮なしに書いてるので、話に信憑性を感じます。
漫画でとても読みやすい感じに書いてあると思うのですが、現実はただただ悲しくて暗い気持ちになる所なのだと思いました。
当たり前に家庭で親に育ててもらうことの幸せさ。施設の先生が良い人で虐待なんて無くても、圧倒的に家庭とは違うということを実感する漫画でした。まだ2話しか読んでませんが。