【ネタバレあり】僕らの色彩のレビューと感想

ゲイの高校生と男子同級生が好きで、幼馴染の女子。ゲイのマスター。ストーリーは考えさせられる内容。きっと現実でもあるんだろうな。

絵柄も綺麗でストーリーも面白いが、ゲイを性的な個別としか描けないのは限界なのかも、と考えさせられた。本来性的興味というプライベートな問題は、他者に関して考えたくないのだ。ゲイ問題はいつもそこから始まるので辟易するのが本音だ。

まだ途中だけど、おもしろい。生徒たちの顔がみんな違っていて絵がうまいしバラエティーにとんでいるんだなと。あと、慣れるまでは若いのに体格がみんなふくよかというかサラリーマンの物語かという感じだった。吉岡くんいいやつだから好きになるわ。

まだ、ちょっとわからないところもあるけれど、おじさんがなぜ主人公に告白？したのか気になります。絵も素朴な感じで好きです。

救い

広告から何となく読み始めて、最新話(28話)まで読みました。主人公の男子高校生が真面目で、行き場のない思いと向き合う姿に切なくなります。軽いBLモノを期待するのであれば、読まない方が良いと思います。色々な人たちが生きやすい世の中になると良いと思いますが、本当にそれが良いことなのか、そんなに単純な話なのかわからなくなります。

もうちょっと深い話を

最初は、心の機微が詳細に描かれていて期待してたのに店の改装とかどうでもいい話で1話分損した気分。青春ものが見たい人は、最初の試し読みで生々しさに挫折するだろうし、ゲイの話が読みたい人は、ナオとの日常会話には、興味がない。