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映画でこの作品を知り、原作を読ませて頂きました。
同期でありつつ、航空トップの艦長、海自トップの副艦長。空母は船なのに、なぜ海自より航空出身が艦長になるのかと疑問でした。
ですが、航空を知らなければ、全体の指揮ができないので、やっぱりそうなのかな?と思いました。
艦長と副艦長、思いはそれぞれ違うけど、自衛隊として、犠牲をだしてはいけないライン、考え方について、本当はお互いに相手を信用しているのだろうなと思いました。
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映画でこの作品を知り、原作を読ませて頂きました。
同期でありつつ、航空トップの艦長、海自トップの副艦長。空母は船なのに、なぜ海自より航空出身が艦長になるのかと疑問でした。
ですが、航空を知らなければ、全体の指揮ができないので、やっぱりそうなのかな?と思いました。
艦長と副艦長、思いはそれぞれ違うけど、自衛隊として、犠牲をだしてはいけないライン、考え方について、本当はお互いに相手を信用しているのだろうなと思いました。
かわぐちかいじ氏の出世作「沈黙の艦隊」は、高校生時代から読み続けて全巻揃えました。ストーリーやエピソードに飛躍を感じましたが、ワクワクしながら読み進めたことを覚えています。
さて、本作品、「日本を守る」というただ一点で意見が合うという2人が、迫り来る脅威にどう協力して立ち向かうのか、はたまた沈黙の艦隊の海江田艦長のごとく、周囲を欺きつつ己の理想を新型艦と共に実現していくのか、楽しみであります。
国を守るという重いテーマを扱うストーリーのため、立場が違う人々の動きや考え方の違いなどがなかなか面白く、かつ難しく、そして勉強になりました。
私たちの知らないところで国はこうやって守られているんだと思いました。
漫画でありながら、実写版を見ているような重厚感溢れる作品です。
引き込まれるストーリーながら、重いテーマなので、気分によって読む気があまりわかない時もあります。
漫画ですよね。日本は揺れてます。隣国が武力を持つと、自分達もそなえざるをえない。わかります。そうしないと、話すらできないんでしょうね。男社会だかり?女でも同じ。女は戦おうとするのでしょうか?
武器を持って、相手を自分達を傷つけて、あー、そうじゃなかった。漫画のレビュー。そんなことでなくて、まともな漫画です
これはあくまでマンガだけど、実際に起きていますよね、尖閣諸島の問題とかEEZへの侵入とか。事実をベースに描かれているから、国際情勢に疎い私にもすごく勉強になります。これからの未来の日中関係のためになにが出来るのか、どうすべきなのか、これからもこの作品を読んで色々勉強したいと思います。
大変面白いです。現実的な内容でいつ起きても不思議は無いです…平和ボケしている現代日本に警鐘を鳴らす?までは行きませんが考えさせられる漫画ですね。起きないことを祈りつつ漫画では楽しく読ませて頂いています。
こんなに水面下で中国政府との駆け引きがなされていたとは・・・。
全く想像だにしなかった。
空母と工作員とミサイルとの駆け引きなんて普通のニュースでは報道されない。
日本型空母の話。空母といっても、護衛艦か。それを取り巻く現場の自衛官、政治家たち。私たちが安心して暮らせるのはこうして守ってくださっている方々がおられるからです。
若き艦長の采配が世界の紛争の将来を変えるかもしれない。そんなことを想起させる漫画が誕生した。沈黙の艦隊に系譜になる本作はより現実的な設定のストーリーである。
さすがかわぐちかいじ!安定の面白さ。卓越した画力と、ストーリテラーとしての非凡さが、有無を言わせず読ませる。こういう作品にこそ金を払う価値がある。え?無料?へぇ~