4.0
坂道のアポロンを読んだことをきっかけに、こちらも読んでみました。絵付け師の主人公と陶芸家志望の人付き合いの悪い青年との出会いから始まるお話です。
作者の小玉先生が長崎出身とのこともあり、同じ九州の人間からするととても自然な長崎弁で読んでいて気持ちが良いです。
波佐見には年に一度は遊びに行くので中尾山の坂道だとか、陶器の質感だとか、イメージしやすいということもあるのかも知れませんが、読んでいてカラーで読んでいるような気持ちになる作品です。
大切に読みたい作品に出会えました。
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