5.0
坂道のアポロン、月影ベイベに続く、地方都市を舞台に繰り広げられる人間模様。
龍生くん、どなたかもレビューされてましたが、見事にクセが強い。
だから、最初の頃の人間関係はしっくり来なくて、読みづらいかもしれません。
ただ、10話を過ぎた頃から、その鉄仮面に隠された彼の一面が少しずつ見えてきます。
それに呼応して物語の熱量がぐんぐん上がってくるので(さすがは小玉作品)、迷っている方も安心して読み進んでみてくださいね!
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坂道のアポロン、月影ベイベに続く、地方都市を舞台に繰り広げられる人間模様。
龍生くん、どなたかもレビューされてましたが、見事にクセが強い。
だから、最初の頃の人間関係はしっくり来なくて、読みづらいかもしれません。
ただ、10話を過ぎた頃から、その鉄仮面に隠された彼の一面が少しずつ見えてきます。
それに呼応して物語の熱量がぐんぐん上がってくるので(さすがは小玉作品)、迷っている方も安心して読み進んでみてくださいね!
長崎県の波佐見焼を題材とした漫画
ヒロインの青子は地元出身で祖父母の代から焼物に携わってきた絵付職人✨
海外からある日、窯の仲間になったイケメンで無愛想な真鍋龍生。
最初のうちは龍生は絵付に否定的で2人は対立するようになりますがコンペで競争する事になり…それぞれにお互いの作品を認めるようになっていきます✨
少しずつ2人の距離が近づいていき、共同で作品を作るまでに…
いつもは無愛想な龍生が酔っ払って可愛い感じになった上に、自分がどうして笑えなくなったかを青子に話すシーンがあります🎵
特に手を繋ぐとかも無いんですが、キュン💓とします!
波佐見焼も読んだ後に気になって色々と検索しましたが漫画通りの素敵な焼物ばかりでした✨是非、一読を😄
読みたい物が無くて無料がある漫画を探してた所に高レビューだったので読み始めましたが、ハマってしまいました。
違った形ですがお互いに大切な人を失う経験があり、深い心の傷を抱えながらも、大好きな焼き物を続けている2人。
器作りの考え方の違いに最初はぶつかり合いますが、悲しい別れを経験してる青子だから言える言葉に龍生の表情が変わっていきます。
雨粒皿の試作を見ながら、どちらか選べないーって興奮してる青子を見つめる龍生の表情が、本人自覚無しに青子を好きになってるのがひしひしと伝わってきます。
龍生は窯ではほぼ無表情なのに、青子が絡むと表情豊かになったり、ちょっとした瞳の動き方で何を考えてるのかが伝わってくるので目が離せません。
性格も真逆なんだけど、真逆だからこそ足りない所をお互いに補い合って上手くはまってるような2人の関係が微笑ましいです。
青子の元カレの熊平は出てくるだけでイラつくけど、彼がいなかったら2人も結ばれなかったと思うと複雑な心境になります。
漫画っぽいわざとらしい展開や無理な設定は無く、普通にリアルに起こってそうなお話なのも魅力でしょうか。
窯で働く人たちも特にしのぶちゃんがいい!青子の家族も、職人さんたちも魅力に溢れてます。
一美さんも師匠もいい。社長も2人を応援しながら見守ってくれて、必要な時に背中を押してくれて、読んでるこっちが嬉しくなります。
待てなくて最終巻を電子書籍で買って読みましたが、引き出物にした2人で作ったスノーフレークの柄も、九陶に行った時に雪輪の柄を青子に聞いてたことが伏線になってた?とドキドキしてしまいました。
春馬との思い出の森を2人で訪れて、青子が春馬のことを龍生を巡ってのライバルになるなぁと言いつつも、一生の友だちになると言った時の龍生の表情がもう…。
その後に春馬が青子に寄り添って手を振るシーンは泣けてしまいます。
会ったこともないのに、春馬のことを大切に思う青子だからこそ龍生は青子がたまらなく好きなんだろうなと思います。
そして46話の表紙が素敵なんです。
2人で作った器の柄に囲まれて見つめ合う2人の何と美しいことか。
何度でも読み返したくなる作品です。
そして2人の作った器が欲しくなりました。
見事に虜になりました。
波佐見焼の窯元で繰り広げられる人間ドラマ、なんて一口で言ってしまっては味気ない。
絵付けのために生まれてきたような青子サンと、器の形の美しさをひたすら追い求める龍生くん。窯元の仲間、それもどちらかというとイケすかない相手として出会った二人が、気持ちを解いていく様子が丁寧に描かれていきます。
漫画はもちろんモノクロですが、いつの間にか表紙の色がどんどん広がって、落ち着いた青を基調にした世界に入り込んでしまうような…本当に素敵な作品です。何度も読み返して、でも読み返せない部分もあって、時々泣いて。また何度も読み返すと思います。
私が今までぼんやり好きだなぁと思っていた波佐見焼。このお話にハマってから、色々欲しくなってしまいました。素敵です。
小玉先生の作品はこれが初めてでしたが、こんな素敵な作品に出会えて、ラッキーでした!!
とにかく男性が魅力的。堅実に魅力的。素晴らしい。ヒロインは、共感できるところもあるけれど、どうしてそんなに自分から動かないのか、いつも待ってばかりの受け身なのかと焦ったい。
周りの人は悪い人がいなくてみんな素敵。
結局は、自分次第だと思う。
いよいよクライマックスなところで、配信待ちなので、早くハッピーエンドでホッとしたいです。
器が好きで、
昔、新人女性作陶家さんの渋い作品を随分買ったりしました。
備前焼も好きで集めました。
備前以外では、
藍色の器を見つけると、大喜びで買ってました。
古伊万里など伝統柄や花模様などの器は、
よほど柄がすっきりしていないと、ごちゃごちゃして、
部屋やテーブルの上品で洗練されたセンスが落ちるので、
かなり苦手でした。
でも、このヒロインの青子さんは、
花や葉っぱなどの植物の模様が好き。
植物は彼女の個性。
青子さんの個性が出た可愛い柄の器なら、
買ってもいいかな…と思ってしまった。
ベビーピンクの桜の花びらの器なんて、ないかな。
春の食卓に良さそう。(笑)
ところで最新話読むと、
青子さんの相方の男性、
青子さんにべた惚れですねぇ・・・
可愛いわ。(笑)
穏やかで独特の世界観に引き込まれました。お互いの才能に人柄に惹かれあい成長しあって、辛い過去を乗り越えていく過程で胸のざわめきに徐々に気づいていく…なんとももどかしくて素敵なお話です。
最初に自分の気持ちに気づくのは彼の方で、最初の数話では考えられないくらい素を見せてくる過程がまた良いです。
まるで時が止まったかのような素敵な場面で終わってるいるので、次の配信が気になって仕方ないです。久々キュンときた。
まだまだ色々ありそうですが、どうかこのまま幸せになりますように。
龍生くんに愛されてる青子さんが羨まし過ぎます!(笑)
波佐見焼が好きなので読み始めたところ、ハマるハマる。
登場人物全員が魅力的で、特に龍生くんの人柄と愛情深さには萌え尽きました(笑)
波佐見焼の魅力がしっかり伝わる、人物像もストーリーもとても丁寧に描かれた誠実な作品だと思います。
こちらも負けじと?じっくり読み込みました。
読み終えて数日経ちますが、いまだ余韻に浸りまくってます。
青子さんと龍生くんの面影を求めて、波佐見町にまた近々伺います♬
素敵な作品に出会えてとても幸せです♪
最初は、無料分を試し読みのつもりでしたが、絵も丁寧で、キャラクターの描写、話も良くて、読み進めています。はじめは、龍生くんの、あまりの素っ気なさとキツさに、しんどくなりましたが、次第に青子に心を許して素顔を見せる場面が逆に生きてくるんだな、と。「知らんぷりしながらついてくる猫みたい」のとこが、キュンと来ました。この作家の作品を初めて読んだのですが、他のも読んでみたいと思います。
思った以上に面白いです。波佐見焼きの町での作陶がもとになってるお話です。絵付けのお仕事に没頭する毎日だった主人公の前に現れるんだなぁ、彼が。
まだ序盤なので、彼が外国で何につまづき、波佐見の町にやってきたのかまだナゾですが、読み進むうちにどんどん先が気になって仕方ありません。
はじめは反発し合っていた二人にも少しずーつ変化がでてきます。人間ドラマ的なものと恋愛とのバランスが絶妙です。今後、二人がどうなるんだろう…とても楽しみです。