みんなのレビューと感想「あばら屋の娘～村人たちの共有●具～」（ネタバレ非表示）

歴史の狭間で

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2話目の処刑人サンソンのお話が、一番心に残りました。現代でも刑の執行人というのは、差別の対象となり忌み嫌われているのかもしれません。ですが、誰かがやらなければならない職種です。またこの革命期のフランスでもまた、同様です。娯楽のない時代だからこそ、人の生き死に熱狂する。その一方で処刑人を蔑視する。しかし、そんな彼を心から愛して寄り添った女性の存在があったことが救いです。

絵がきれい

絵が好みで読み始めましたが、読んでるうちにどんどんストーリーに引き込まれていきました。
昔の人って生きるの大変でしたね。

興味深い

天草四郎のこんなお話は知らなかった。顔の綺麗な人だとは聞いたことがある。実在した人だからこんなこともあったかもしれないと思うと興味深い。

この作家さんのお話は残酷で辛くなるお話ばかりですが、いつも力強い画力でしっかりと描かれています。知らない世界が舞台の事も多いので勉強になります。

歴史を見ることができる

この作家さんの話は全部読んでいます。とてもよく勉強なさっていて、描写もリアルなので好きです。
女子供はいつの時代も不遇ですね。

楽しい

絵がすごく繊細で、話の内容もたのしいです。続きが気になりワクワクします。ぜひとも全部見たいです。期待しています。

主人公のこれからの

自分で選んだ環境ではなく、過酷な境遇に死に物狂いで適応していく主人公の姿に現代に生きる私たちの姿がかさなり、考えさせられます。読み終わった後、主人公のこれからの幸せを祈らずにいられませんでした！

おもしろい

処刑人サンソンがまで読みました。続きが気になるなぁと読み進めたくなる作品でした。歴史上本当にこんなことがあったのかと思うと怖いですね。

女子はいつも辛い目に。

親が亡くなると、残された子供たちは生きていくために試練を乗り越えないといけない。
可愛い女子はみんな同じ道をたどることになるのか。

作者の他の作品が面白かったので、こちらも読みました。短編集で話も興味深くひきこまれる内容ばかりでした