あばら屋の娘~村人たちの共有●具~
- タップ
- スクロール
あらすじ
日本残酷史&安武わたる珠玉の初期作品! 「あまくさ秘話」両親を亡くした娘を村で養っていくことに。その代わりに娘は村の男たちの「共有妻」に!? 「処刑人一族サンソン」ルイ16世の首をはねた処刑人の生涯! 「聖マーティンの夏」家出をした少年が出会ったマーティはスラムで生きるため男の慰み物に……。 「終わらない夏」ある夏の日、少年・ポールの前に現れた不思議な兄妹。彼らの切ない瞳が語るものとは……。
- 一話ずつ読む
- 一巻ずつ読む
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
感動しました。
全部読みました。題名をマンガチックにセンセーショナルにしてるだけで、どのお話も内容は歴史上あっただろう悲しいお話で、でも納得性のあるラストでした。
一番泣けたのは、聖マーティン、スラムで生きる男娼の少年が、友達を守り死んでいく所。貧しい子を救う事を心に誓う友人のラストシーンも泣けた。
天草のお話も、島原の乱を大胆にストリー化していて、天草四郎の子供を産み幸せそうなヒロインを見て、ほっとしました。
処刑人の一族も、処刑を仕事として家業として受け継いでいく事の辛さ、が心にずしんときました。幸せになっちゃいけないと思って生きるなんて可哀想すぎる。でも素晴らしい人と結婚できて良かった。
終わらない夏も、映画を鑑賞した気分。禁断の恋に生きる兄妹が、スパイと嘘を言われ死んでいくまでのお話を、誰かにわかってもらいたくて、幽霊?になって少年の前に現れる、ドラマチックなストーリー。by ぐみにゃんさん- 3
-
4.0
全話読みました。
この作者さんの漫画どれも訴えてくるものがあります。
いつの時代もどの国でも女や子供が犠牲になり、その犠牲の上で国や世界が成り立ってきたんだなと考えさせられます。
1話目は本当に男は動物だなと思ってしまいます。親を亡くした子供に何てことさせるんだ!
処刑一家の話については、普通の生活をして生きている中ではなかなかこう言ったことまで知らないのである意味勉強になります。
生業としてやってるだけなのに受ける差別の数々。誰も家を選んで生まれることはできないのにもどかしいですね。by 匿名希望- 1
-
4.0
1作目は、親を亡くして何も出来ない子供を大人の所有物にするなんて…
しかもそれで得たお金で幼い兄弟達を食べさせてあげられるなら、と強がりながらも健気に生きてる
この時代は彼女の様な人が沢山いたんだろうな…
今でも貧困差の激しい国ではそれがまかり通っている
主人公は、最後には愛ある繋がりを得られて、良かった
相手は亡くなってしまっても子供と愛は残る
ハッピーエンドだなんて軽々しく言えない作品でした
2作目は盲点でした
かの有名なフランス革命、処刑人にスポットを当てた話しは初めてでした
当たり前ですが、それを仕事として生きた人が居たんですよね
日本にもその仕事の人はいる
けど、考えてもみなかった…
重い作品でしたby なんですって- 0
-
4.0
人の痛みがわからない人もいる。つらい経験をしてわかるようになる人もいる。始めからわかりすぎるくらいわかってしまう人もいる。「優しい人」は「想像力のある人」、みんながそうであれば、「偏見」なんてなくなるのかもしれない。身近な人、たとえ一人であっても、理解して愛してくれたら救われる魂もあるんだよね、悲しいけど、救いのある結末でした。
by Tモコ- 3
-
4.0
人間って…
この作者の別の作品を読んでいて、なかなか引き込まれてしまう展開に他の作品も読んでみようと思いました。他の作品も同じような内容ですが、多少の脚色があったとしてもかつては実際にあった出来事だと思うと、人間は実に罪深く欲深い生き物だと思うのと同時に、人間だからこその感情や愛情で生きているんだなぁと思いました。
by 匿名希望- 1
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0