[小説]冷酷王の最愛の姫君 不器用な献身
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あらすじ
公女フランキスカは突然の反乱に動揺した父に連れ去られようとしたところ、従者であるレギオンに引き留められる。彼こそが反乱の首謀者、新興国ヴァジレウスの王太子だったのだ。「おまえは俺のお姫様だからお姫様らしくしてればいい」困惑するフランキスカを初夜こそ少し強引に抱いたものの、レギオンは以前と変わらず優しく接し、彼女を妻にすると言ってくる。幼い頃から父母に愛された記憶のない彼女は、元々彼の方が大事で!?
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みんなのレビュー
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作者様の他作品にあるヴァジレウスのお話です。
他作品とは、直接的な繋がりはありません。
正義と悪がはっきりしていて、その分展開がある程度予測できてしまいますが、曖昧な部分がないのですっきり読めました。
ヒーローとヒロインの関係に、典型的なすれ違いからくるこじれなどもなく、もやもやする部分もありませんでした。
ヒロインの性格が、大人しく清廉で守られるだけのお姫様ではなく、気が強くしっかりした部分に好感が持てました。
ヒロインを守り続けてきたヒーローは、その一途さと忍耐力が凄いなと思いました。by うにーる- 4
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4.0
一筋に愛されてます
姫様の出生の謎。
切り札を上手く切っていく展開。
数人しか核心を知らず、もどかしい所もありますが、小気味良いどんでん返し構成です。
主従が逆転、ちょっと乱暴なシーンや色んなシチュエーションが楽しめます。特に、廊下で致し、ベッドへ伴われる一節が、気持ちもようやく繋がる大切なシーンで、激しく、艶めかしく、愛が溢れてます。
積年の思惑もあったのかもしれない。でも、執念、愛あればこその王太子の献身です。女冥利につきる感じ。
ラストはハッピーエンド。少し冗長かな。星を一つ減らしたのは、兄者の自滅っぷりがややご都合主義的呆気なさだったのと、一国の王太子が即位もせず、長い間国を離れていた状況が無理があるようで、どうもひっかかったためです。
と、なんやかんやと言いつ、ラブラブな二人を楽しめます。by ミルクウエイ- 1
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3.0
冷酷王…?
この作者の作品をいくつか読んだことがありますが、毎回書きたいシチュエーションが多いのか、冗長な構成が多く、もうすこし取捨選択をして欲しいなあと思うことが多いのですが、今作はそれでも読みやすい方だと思います。全体のplotもよかったです。
ただ、冷酷王か…?? という気がします苦笑
個人的にはおばあさまのcharacter/存在が大きな愛と安らぎをくれてよかったです。by pri- 0
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5.0
素敵
ヒーローの忍耐力と執着と思い切りの良さがすごいです。
なんと一途なのか…
ヒロインも、親からの愛に恵まれずワガママ娘になりますが、ヒーローとの出会いでしっかりと自分を見つめ直せる素直さを持っています。
大どんでん返しに思わずガッツポーズしました(笑)
二人の辛い過去が報われた気がします。
一途な深愛に、拍手です。by るる〜じゅ- 0
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5.0
ストーリーがしっかりしている。
この作者の作品は初めて読んだが、ヒーローやヒロインの出自が予想出来るものの、結果に至るまでの経過が良く書かれていた。
ヒーロー、ヒロイン共にしっかりした性格であるが、相手に対する甘やかな言動もきちんとあり良かったです。
他のシリーズも読んでみたいと思います。by Nekoりん- 0
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4.0