4.0
優しい
こうのさんの絵や文や内容は とても優しい感じで 癒されます。内容は 良い意味で考えさせられるお話しでした。
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こうのさんの絵や文や内容は とても優しい感じで 癒されます。内容は 良い意味で考えさせられるお話しでした。
終戦記念日が近くなるとテレビや新聞で戦中戦後のことが報道されてきたが、最近はそれがぐんと減ったと思う。
この世界の片隅にのあとに読みました。こちらもよかったです。ちゃんと調べて書かれているマンガと思います。
ほのぼのとした絵柄とは対照的に深いテーマで考えさせられました。この世界の片隅にの作者さんで、キャラクターの心情が細やかに描かれていました
原爆後の広島、自分なんかでは想像することも出来ないほどに生きて行くには大変だったんでしょうね。
戦争は絶対にダメですね。
原爆という悲しいストーリーだけど、主人公やその家族の人達とのほのぼのとした日常が可愛らしく描かれています。
読んで良かったと思います。長くはないストーリー、可愛らしい絵。読みやすい内容の中に重くて悲しいものが見えます。
決してドラマチックではなく、原爆を経験した女性の日常が描かれていました。せっかく生き延びたのに、何年も経ってから身に起きた悲しい現実。何年も時を経て最後の最後で話が繋がるのですが、被爆者の戦いはずっとずっと続いていたことや、被爆者の差別もなかなか無くならなかったことを改めて気づき考えさせられました。
可愛らしい絵で描かれており、読みやすいです。
二部構成になっていて、1部はこどもの頃に広島で被爆した若い女性、2部はその姪が主人公です。
原爆から10年、自分は生き延びたのかと思っていた、好きな人もでき、未来を見ようとした矢先の現実。
2部は、平成の時代。若者たちは戦争は遠いことだと思っているけれど、彼らが自分の結婚相手に被爆者の子供を選んだら、彼らの親はどうするのか。
さらに時代は過ぎ、孫の世代になりつつある現在、原爆は過去になったのかどうか。体験者たちがすべて亡くなっても、子や孫が引き継ぐ苦しみなのか、考えさせられる作品です。
ほかの作品同様、ほのぼの系かと思って読んだら、そうではなかった。戦争ものは難しいのに、こんなに入りやすく仕上げるなんて、作者さんの世界観ですね。