みんなのレビューと感想「夕凪の街 桜の国」(ネタバレ非表示)

夕凪の街 桜の国
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作家

本作品は2024年10月30日(水)をもって配信を停止させていただきます。

※既にご購入いただいている場合に限り、無期限で閲覧が可能です。

みんなの評価

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4.7 評価:4.7 78件
評価5 77% 60
評価4 19% 15
評価3 3% 2
評価2 1% 1
評価1 0% 0
1 - 10件目/全78件

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  1. 評価:5.000 5.0

    等身大のドラマ

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    あの日原子爆弾によって壊され、またその後も壊され続けていったのは、普通の人々の普通の日常だったのだということを思い知らされます。今与えられている日々を感謝し、もう二度と戦争に加担しない国であるようにと願います。

    「桜の国」で、広島に出かけていったお父さんが川辺で話を聞いていたのは打越さんですよね?彼のその後の人生がどんなだったのか、想像を掻き立てられます。よい場面だと思いました。

    by 匿名希望
    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

    必読

    「この世界の片隅に」同様、戦争が市民目線でわかりやすく描かれています。

    何年、何十年と時が経っても、原爆で苦しんで亡くなっている人がいる事。
    好きで被爆した人なんていないのに、被爆者として差別されてしまう現実。

    何の罪もない人達が、普通の幸せすら手に入らないで、
    戦争が残していった罪の大きさに愕然とします。

    この作品は、終戦から何世代にも渡って描かれています。
    4話までがとにかく切なくて悲しかったです。
    でも、そこからまた始まるのです。

    by 14時
    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    全部最後に...

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    最後に全部の話しが繋がる。
    戦争ものの話しは苦手だった私ですが、この方の作品は嫌な残りが感じないです。

    ですが、作品の中のそれぞれの方達の気持ちがちゃんと描かれている。
    私も体験した事のない戦争…
    戦争は終わったらおしまいではないんだと痛感させられた作品です。

    by 匿名希望
    • 7
  4. 評価:4.000 4.0

    こわい

    ネタバレ レビューを表示する

    広島のあの一発の原爆が、その時代だけではなく未来の二世、三世にも大きな被害と苦しみをもたらすことに強い憤りが込み上げ、同時に恐ろしいものをよく作ろうと思ったのと、生きている人間に使った事、とても人間の心を持った人では出来ないと思いました。
    今では、広島長崎原爆を凌ぐ核兵器がどんどん作られていることに、あのとき世界は何も学ばなかったのかと、憤り込み上げます。

    by 匿名希望
    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    淡々としているから伝わる怖さ

    ネタバレ レビューを表示する

    誰かが自分を本気でしんでほしいと願う…なんて怖いんだろうと思いました。
    もう亡くなりましたが身内に被爆者がおり、あまり話したがらなかったけれどちょっと聞く話でも壮絶でした。
    身体中にガラスが突き刺さり、付けていたエプロンが皮膚にはりついて離れなかったのだとか…。
    普通の毎日を過ごす人達を描いてるからこそ伝わってくるリアルがありました。

    by 匿名希望
    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    戦後76年

    76年前に終戦を迎えた今現在も尚、戦争の傷跡や原爆症の後遺症に悩まされている方もいらっしゃいます。

    終戦を迎えたからとの理由で綺麗に片付いてしまう程そんな生温いものではありません。

    戦争を体験された方の平均年齢は80歳以上、
    何時の日か戦争を体験された方のいない未来が
    必ずしも訪れます。

    76年前の事実を風化させない事が私達に出来る最低限の使命です。

    理想論でしかありませんが、人道的ではない残酷な核兵器や戦争が全ての国からなくなり、何処の国にも平和が訪れます様に。

    1人でも多くの方に「この世界の片隅に」という素晴らしい作品に出会えます様に。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    戦争の傷痕

    ネタバレ レビューを表示する

    広島の原爆は遺族や被害者やその子孫にまで色々な差別や被害を起こしている。日本の少し前にはそんなことが普通でした。
    私は広島出身。身近に原爆三世の方などいたので、他の県の方からすると昔の話だと思うが、広島には未だ原爆で苦しんでいるかたがいる。少しでも被害者の方たちのきもちを知る漫画だと思う。

    by 匿名希望
    • 4
  8. 評価:5.000 5.0

    「ヒロシマ」を描いた漫画というと、「はだしのゲン」などが有名です。原爆投下の模様を後世に伝える役割を担っていますが、その後の、日常がこちらの作品では描き出されています。
    たんたんとしているがゆえに、いっそう原爆の怖さが浮き彫りになり、とても考えさせられます。
    映画になった「この世界の片隅に」も合わせてオススメしたいと思います。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    私は戦争を知らない世代です。
    戦争という行為は確かに70年前に終わっています。
    それでも経験した方たちの中では、ずっと終わらない思いがあるのだと気づかされました。
    そして直接経験していなくても、差別されてしまったり、気にしてしまうこともあるのだと気づかされました。
    戦争は二度と起こしてはいけない。
    忘れたり、風化させてはいけないと思いました。

    by levi
    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    忘れてはいけない

    戦争が終わって70年以上経過し、広島ですら原子爆弾の落ちた日や時間が言えない子供が増えていると聞きます。ましてや多地域では、原爆の話をする機会さえないでしょう。ごくごく普通の人たちが苦しめられたこと、そしてそれが今にも繋がっているということを忘れてはいけない。この漫画を読んで学びました。

    • 2

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