夕凪の街 桜の国
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あらすじ
昭和三十年。灼熱の閃光が放たれた時から十年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れた。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。こうの史代が描く渾身の問題作。2017年劇場アニメ『この世界の片隅に』が記憶に新しい原作コミック!
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みんなのレビュー
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等身大のドラマ
あの日原子爆弾によって壊され、またその後も壊され続けていったのは、普通の人々の普通の日常だったのだということを思い知らされます。今与えられている日々を感謝し、もう二度と戦争に加担しない国であるようにと願います。
「桜の国」で、広島に出かけていったお父さんが川辺で話を聞いていたのは打越さんですよね?彼のその後の人生がどんなだったのか、想像を掻き立てられます。よい場面だと思いました。by 匿名希望- 4
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5.0
必読
「この世界の片隅に」同様、戦争が市民目線でわかりやすく描かれています。
何年、何十年と時が経っても、原爆で苦しんで亡くなっている人がいる事。
好きで被爆した人なんていないのに、被爆者として差別されてしまう現実。
何の罪もない人達が、普通の幸せすら手に入らないで、
戦争が残していった罪の大きさに愕然とします。
この作品は、終戦から何世代にも渡って描かれています。
4話までがとにかく切なくて悲しかったです。
でも、そこからまた始まるのです。by 14時- 3
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5.0
全部最後に...
最後に全部の話しが繋がる。
戦争ものの話しは苦手だった私ですが、この方の作品は嫌な残りが感じないです。
ですが、作品の中のそれぞれの方達の気持ちがちゃんと描かれている。
私も体験した事のない戦争…
戦争は終わったらおしまいではないんだと痛感させられた作品です。by 匿名希望- 7
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4.0
こわい
広島のあの一発の原爆が、その時代だけではなく未来の二世、三世にも大きな被害と苦しみをもたらすことに強い憤りが込み上げ、同時に恐ろしいものをよく作ろうと思ったのと、生きている人間に使った事、とても人間の心を持った人では出来ないと思いました。
今では、広島長崎原爆を凌ぐ核兵器がどんどん作られていることに、あのとき世界は何も学ばなかったのかと、憤り込み上げます。by 匿名希望- 3
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5.0
淡々としているから伝わる怖さ
誰かが自分を本気でしんでほしいと願う…なんて怖いんだろうと思いました。
もう亡くなりましたが身内に被爆者がおり、あまり話したがらなかったけれどちょっと聞く話でも壮絶でした。
身体中にガラスが突き刺さり、付けていたエプロンが皮膚にはりついて離れなかったのだとか…。
普通の毎日を過ごす人達を描いてるからこそ伝わってくるリアルがありました。by 匿名希望- 2
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