5.0
絶対に読んでほしい名作です!!
絵のタッチはそんなに重くないし、ギャグも入るし、主人公の紗南ちゃんも明るい子だけど、読んでいくと"これ少女漫画で良いの!?"というくらい、実は深いテーマが織り込まれています。
学級崩壊の主犯の羽山の悲しい家庭の事情、紗南ちゃんの出生の秘密、ミサコママの若き日の悩み、重大な事件を起こしてしまった小森君の性格もヒステリックな母に寄るもので…。
一概にはまとめきれないけれど、漫画の中では、子供たちと共に様々な"母"の姿が、"母の想い"が描かれています。
そういえば、最後に紗南ちゃんが人形病から治った際にも"母性"がキーワードでした。
涙なしには読めない箇所がところどころあります。子供の時にもすごい漫画だ!と思ったけど、大人になり母になった今読むと、また違った想いが込み上げてきます。本当に沢山の人に読んで欲しい名作です!!
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