みんなのレビューと感想「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」(ネタバレ非表示)(2ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    普通に怖い

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    回想に出てくる母親や姉妹?の人、信仰されている方々がずっと張り付いた笑顔で、絵柄が可愛いのにとても怖い。狂気を感じる。
    私は無宗教で、詳しくはないが救われていると思うなら宗教もありだと思うが、人に強要するものではないと思ってる。
    信仰する自由があるなら、またそれを受け入れないのも自由。
    そもそも本当にいいものだったらわざわざ勧誘しなくても勝手に知れ渡ってるよ。
    読んでいて死後楽園にいけるってのも、まぁ仮に行けたとしても今こんな我慢しなきゃいけないならどーでもいいかな。死んだ後のことなんてなんにも保証ないし今が楽しければそれが1番だし。
    なにかを取捨選択するのは自分の責任だからこそ、神様とか不確かなものに一喜一憂するのはめちゃくちゃ疲れそう。
    何も判断出来ない子供に強要して、社会に放り出されたときその子はどうなるんだろう。自由になっても一生罪悪感がついてまわる。人より苦しまなければいけない。そんなもの救いでもなんでもない。洗脳。
    宗教って本来こういうものじゃないんじゃないのかな…。
    宗教や戦争、虐待などのテーマって重いけど、自分の価値観を理解していく上でとてもためになる1冊でした。
    自分がいいと思ってるものを人に押し付けるのはやめよう、思い込んで人と接するのはダメだな。戒めにもなりました。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    うちの近くにも王国会館あるな

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    良くこの宗教の勧誘にご婦人たちが回ってくるので、Twitterの広告が目に入り読んでみました。

    医療関係者のため、医療関連でのトラブルを現実世界でよく耳にします。以前の職場では両親が信者のため、輸血不可ですと手術前に注意を受けた赤ちゃんがいたのを思い出しました。医者は命を助けるのが仕事ですが、信者に輸血して訴えられた事例もあります。近しい立場として、とてもやるせないです。(現在は本人の意思を尊重するように配慮してます)

    私の家の近くにも王国会館が近くにあるのですが、このマンガを読むまで、ここまで深い実態を知りませんでした。
    私は宗教に関しては、”信じたいなら信じればいい”なスタンスですが、宗教自体がどういう教えをしてるのか調べるのが大好きな変わり者です。でも新興宗教には興味がなく、今回初めてこの宗教に関するエッセイを読み衝撃を感じました。

    とりあえず読んで一言、”酷い”です。この方達は、死ぬため(楽園で復活するため)に生きてるんですね……。
    子供たち、ましてや赤ちゃんなど、自分の意思を持って行動出来ない人が被害者となっているのに『宗教』という免罪符で守られていて苦虫をかみ潰す思いです。
    うちの近くの王国会館の目の前には幼稚園と中学校があるので、このような被害にあっている子いるのではないかと心配になりました。

    この宗教の他にも幾つもの新興宗教は存在します。作者さんが必死の思いで描いたこのマンガが、同じ境遇の人の救いになることと、信者さんが自分の子供を顧みるきっかけになるといいなと思います。(おそらくそういった宗教では禁書とされるでしょうが)

    ※雑談ですが件の宗教では”鞭打ち”に関しては現在は表向き推奨はしていないそうです。(作者様のレビューより)
    以前には積極的に行われていたと思うと、やはり酷いと思います。他の新興宗教でも虐待紛いの”お祓い”で死者も出ていますし…。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    気持ちがわかる

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    私も同じ宗教ではありませんが、別の宗教で子どもの頃似たような経験をしたことがありました。小さなころは従うしかなく、我慢するしかなく。どうしてこんな目に合うんだろうとと思っていました。大きくなって自分の意思でそこからは離れました。とても自由になれた気がします。宗教を信仰するのは悪いことではありません。その人の支えになっているのなら。でもそれを他人や子どもに強要するのは必ずしもいいことではない、それをわかってもらえるといいなと思います。
    また宗教活動をしている人みんなが好きでやっているわけじゃないということを知ってもらえるキッカケになるまんがではないかと思います。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    家族を不幸にしますね

    父が別の信仰宗教信者です。
    母が極端な無神論者で、結婚時は父は活動していなかったのが、
    健康診断で肺に影を見つけてから、親の代からの信仰宗教にのめり込んでいきました。
    宗教に染めたい父、守りたい母のある意味宗教戦争で、私は頭が混乱した中で育ちました。
    今は、父も強要しなくなりました。
    私は父の宗教は信じないけど、見えないものはあるなあ、というスタイル。
    父の兄の家は一家信者で、長男は信仰しない嫁と一緒になり、何かと揉めています。

    信仰も自由ですが周りを巻き込んで不幸にしないで欲しい。
    信者を増やさないと成り立たないから巻き込んで行かなきゃいけないんでしょうが、、、

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    子供は親を選べない

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    子供を宗教に入れるのはおかしい。子供が自分の頭で判断できるようになってから、本人に決めさせたらいい。子供は親の所有物ではない。感じ方は人それぞれだが、作者さんの場合は明らかに不幸になっていたわけだから、信教を無自覚とはいえ強制するのはおかしい。もともと自分は宗教に興味関心はないが、人を不幸にする宗教ならそんなものは潰してしまえと、心から思えた作品。作ってくれてありがとう。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    信仰の自由って何?

    ずーっと考えないようにしていたテーマです。私の場合 母がそのテの宗教にハマったのが私が高校の時だったので 家族は誰も賛同しなかったけれど 小さい子を連れていた人も沢山見ましたので 心が痛みます。母はその後認知症になり 団体から離れ 家族も穏やかになり もう考えないようにしていましたが “そこにいた子供” からのリアルな事実が描かれた本作品は貴重です。信仰を拒否する自由を与えてほしい・・

    by announ
    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    買いました。

    興味があって。
    生まれた時からあの宗教の子。
    でも完全にどっぷりではなくて、片親だけやっているとこの子。
    両親どっぷりの二世だったらどうなんでしょうか?この漫画を描いていたのでしょうか?
    その宗教の中では普通で当たり前のことが常識として普通に語られている感じが怖かったです。
    その集団でしか通じない常識が常識ってこわいです。
    私のまわりにもいろいろな宗教の二世がいますが、ふつうに遊べて接することができてふつうなんだけど、
    お家にいった時に教訓みたいなのが貼ってあったり、その宗教から出てる育児書とかがふつうに並んでる様が怖かったです。
    作者さんは二世だったけど、私と同じようなよくわからん違和感を感じたのでしょうか?
    興味深く最後まで読めました。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    納得

    僕の叔母もエホバの信者でした。
    子供の頃、何回か集会に行ったことあります。確かにこんな感じでした。
    叔母の子供である僕の従兄弟たちも制限がいっぱいあったようです。
    格闘系の体育はやってはいけない。
    柔道や剣道とか。
    輸血はいけない等。
    結局は従兄弟の誰も信者にはならなかったのですが、大人になってからも考え方に偏りがある者も見受けられます。
    本人は何をするにも自由なのだけれど、何も分からない子供のうちから洗脳のようなことを行うのは問題です。
    今は叔母も亡くなったのですが、果たしてその生涯はは幸せだっのでしょうか?
    正直、僕にはそうは思えませんでした。
    現役信者の方にもぜひこの漫画を読んで意見を聞いてみたいですね。
    でも、全否定で終わりかな。
    いや、そもそもサタンの読み物だと言って読むこと自体しないのかな?

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

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    実体験とのことで、リアリティーがすごいです。この宗教についての是非はともかく、子供に強制する部分が大きすぎて悲しくなりました。
    信者の親としては子供に幸せになってほしくて信仰することを強制しているのだろうけど、小中学生にとって辛すぎる事ばかりだとおもいました。
    大人になって抜け出すことが出来ても、ずっと自分の中にあった道徳とも言える刷り込みは、なかなか消えずに苦しんでしまいます。
    作者さんが、いつか過去にとらわれず幸せになれるよう祈ってます。

    by Yukey
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  10. 評価:5.000 5.0

    親戚がまさにこれでした

    子どもの時は、夏休みに遊びに行くたび、集会に連れて行かれたり、冊子をもらったりしていました。
    でも、大人になるにつれ、誘われなくなりました。世の中が変わり、いわゆる世の人ともうまくやって行く方法が、宗教のなかでも対策として生まれていったのかもしれません。
    誘わないけれど、とても可愛がってもらい、仲良くできました。

    そのうちに生まれた子は、選択ができません。それだけは気の毒だなと思っていました。

    色々考えさせられるおはなしでした。

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