4.0
切ない
死後の世界の人との話が出てくる話は『おやすみカラスまた来てね』など、過去にも沢山ありますが、凄く死者の出番(登場時間)が長い作品です。まだ、最後まで読んでおらず、早く読みたいですが、楽しみを先延ばしにして、楽しみます。
苑さん、みたいに自己肯定感が低い人も、身体を鍛えたり、強みを見つけて、一人で立ち上がるところや、主人公のスーが色々望みが叶い、一般人からしたら贅沢な生活なのに、何故か満たされず、死者の存在を待ってしまうという非現実感など、読んでいてその世界にトリップしてしまいます。
女の子が苑に失望する下りは、本当にホラーでした。
実写化はイメージ変わってしまうので、望みませんが、苑の唄は聴いてみたいなぁと思います。
いくえみ先生、ありがとうございます。
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