みんなのレビューと感想「マトリズム」（ネタバレ非表示）（79ページ目）

ネタバレ レビューを表示する

マトリの仕事が漫画でわかりやすくわかりました。いい人なのか、乱暴で悪い人なのか、まだわかりませんが、おもしろいです。

単発にポンポンとリズム良く読める点はいいのですが、奥深さはあまりないので、捻りが好きな自分には少し物足りない感じでした。

ほんの些細なことがきっかけで悪い世界に入り込んでしまうと実感した。実際このお仕事をされている方は本当にお疲れ様です。

実写化してほしい

ネタバレ レビューを表示する

どこにでもいるような人たちが、ちょっとしたきっかけで薬にハマってしまうリアルさが怖いです。特に漫画家の話で薬に頼る人はニセモノって言い切った草壁さん、格好いい！

現実味

現実味凄いです

売る、買う、使う、広める
一度手を染めてしまうと、まるで特別なことではない日常的な出来事になってしまうのだろうな、と
都会だけの話ではなく、自分が住んでるような田舎でも普通にある話なんだろう
そして、当事者たちからするともう快楽が勝ってしまって恐怖とは思えないんだろうか

主人公のマトリ・草壁の妹の死がキモになってるであろうけど、なかなかそこに関するヒントは少ないですね
色んな常用者のパターンで物語は進みますが、子供が絡むものは漫画でも心が痛みます

自分の日常からは覗き見ることがなかなか無い遠い世界だけど、とてもリアルに読むことができました

怖さ

薬物は人間壊すので怖いけど、何より怖いのは、人間だなと感じてしまいます。追い詰められたときの顔とか目の描き方が特徴的です！

昨今芸能人でもクスリで捕まる人が多い印象ですが…
この漫画を読んでると、ほんと身近に存在していて、隙を見て自分にも寄ってくるものなんだなと怖くなりました。
色んな人間模様の中の隙…
自分は一生無縁でいられるのかな。

ネタバレ レビューを表示する

いろんな人の短編集みたいな感じ
そりゃあハッピーエンドになるわけないけどさ
なんか本当に身近にありそうで怖かった

薬とは

色んな人が薬にはまっていく
ツライことや　嫌なことから
逃げられないから　楽になれる薬に依存してしまうのか、、、
怖いけど　読み進めてしまう作品です

奈落への入口はすぐそこにある

しっかりとベースがあり、それでいて物語として大きく見せようとし過ぎていない、ドキュメンタリー、もしくはモキュメンタリーに限りなく近い空気感が全編にわたって続きます。

【薬、ダメ、絶対】なんてキャッチコピーのポスターをバシバシ貼ったり、テレビやネットで芸能人の○○が捕まった、だかれクスリは恐ろしい、という報道をするよりもこの作品を読んだ方がよっぽど勉強になりますし、絶対クスリなんてやらないと心に誓えます。
教材として採用されていいレベルの作品だと思います。