【ネタバレあり】マトリズムのレビューと感想（7ページ目）

誰もが関わる可能性がある

主役のキャラクターは、今の時代こんな人のいたらヤバいでしょ…
っていうちょっと非現実的じゃない？と感じるキャラクターです。
でも性別・年齢・職種…関係なく誰もがふとしたきっかけでクスリと関わる可能性を持っていると感じます。

普通の人たち

どこにでもいるような人々
ちょっとストレス、疲労感
好奇心、好きな人に誘われて
クスリ、ほんの1回のつもり、が
ズルズル、ズルズル、人生崩壊
生きていくって大変だ〜〜

暴言暴力の草壁が嫌い。
こっそり自分だけで使うならまだしも、売人でもないのに一般人に売る奴も嫌い。なんか読んでて暗い気持ちになる。

いい

この作者、闇深い展開を描くのが本当に上手ですね。いろんな取材をして、真実に近く描かれているのでしょう。

怖い。

嫌な話やわ、本当に、過労の原因、短命の違反薬を漫画にした、お話。　それを追いかけていく刑事、共通するのが、栄養と言う粉もの。

すごい

タイトルの絵が怖いですが、タイトル通りくすりを取り締まる刑事のお話。とても身近にある題材で考えさせられる

こわい

薬物にとりつかれた人たちの生き方や背景が描かれています。一度手を出したら人間じゃなくなるという現実は、意外にわかりません。
自分が高校生くらいまでは一定期間に何回か先生たちからの注意喚起がありましたが、オバサンになると捕まった人のニュースしか目にしません。漫画なら読みやすく頭に残ると思うので、一度の誘惑が人生を壊すということを中学生の子に読ませてわかってほしいです。

なんか知らん世界を垣間見て、怖くなっちゃう。やっぱり孤独が一番あかんねんな。一人暮らしの知り合いに、久々に連絡してみようかと思った。

考えさせられる

あまりにも自分の現実とかけ離れた世界なので、とても興味深いです。旦那の不倫のせいで奥さんが薬漬けになって子供の事も忘れてしまうという展開は心が痛みました。たぶん、読み続けます。

こわいけど、これが現実

たった一度の好奇心で人生をだめにしてしまう。この作品で改めて、そう感じました。
自分が良くても、周りの人たちに迷惑かけることが、どんなに辛く、罪深いか、考えさせられました。