【ネタバレあり】マトリズムのレビューと感想

マトリ

マトリズムがマトリの事だって気が付かず、表紙の絵が怖いのでファンタジー要素のあるホラーだと思っていたら、刑事ものでした。肝心の妹の死についてはよく分からないまま終わったのが、消化不良でした。

啓蒙には良い漫画

一人ずつエピソードがあって、大変興味深かったです。自分の周りではありえないことだけど、読みながら本当にこんなに身近なところで薬物に接してしまう人もいるんだなぁと感じました。

中毒の怖さなどがひしひしと伝わってきます
手に出さないのはもちろん、
日々気をつけたいと思いました
マトリかっこいい…

主人公がマトリで、売人や使用者を逮捕していきます。主人公は妹が薬によって命を落としているのですが、その真相が結局よく分からないまま終わってしまった印象です。

相棒の過去の話がはっきりしなかったり、主人公の妹の死の真相が解明されなかったりと、消化不良でスッキリしないまま終わってしまいました。

作家さん追い

この作家さんが気になります。いろんな作品を読んでます。現実にありそうなリアルで苦しい問題を描き出していて考えさせられます。

身近でも、こんな事は普通に起こっているのかもしれないと思ってしまうストーリー。
人の弱い心につけ込む悪魔って感じです。
面白いです。
ポイント貯まったら是非続きを読みたいです。

マトリ

薬にてをだす様々な人が、描かれ現実にある話。絵も毎回同じ方でストーリーともにわかりやすいせいか、あっという間に読んでしまう。

母親に同情｡

奥さんがかわいそうすぎた｡そんな状況じゃ薬もやりたくなるでしょって少し同情しました｡母親なんだからしっかりしろっていうのか社会の意見、何をしても女が悪いんでしょー日本じゃ。本当に悪いのは旦那｡何日も家にも帰らず、育児放棄してたにも関わらず、奥さんが病気になったら、息子を迎えに行って善人ぶって、最後の美味しいところだけ持っていく旦那は悪魔にしか見えない。

違法薬物で捕まった人達がどういう経緯で薬物に手を出したのか、手を出してどうなったのか、がそれぞれ逮捕をゴールとした一人分ずつの物語となっていてサクサク読みやすい。
主役は薬物で身内を失ったマ薬取締官通称マトリで、薬物への恨みを原動力として精力的に捜査している。
クスリをやっているのが反社のようなろくでなしばかりでなく、普通の一般人が多いところに興味本位で軽く手を出すことの危険さがよく分かる。
薬物なんて、自分のつまらない人生を他責した負け犬が手に取るダサイ物だと思いますね。