みんなのレビューと感想「マトリズム」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ダメ絶対

私が高校生の時に、近くの2〜3の男子校で、クスリで逮捕というニュースを見て「私たちの学校が近くて恐いねー」と話していました。
私が知らないだけで、意外と身近にあるクスリ。
芸能人は直ぐに元通りの生活になるんだなぁ、とピエール瀧の出ているドラマを見て思いました。
一般の人は？出所した後に助けてくれる人や場所はあるの？？薬物治療を受ける所に行くにはどうしたら？？

無料連載で読んでいます。
テレビやネットニュースだけの話ではなく、本当に身近な所に薬物の恐怖があるんだなぁ…と実感しました。
自分は絶対薬なんて！と思って生きてきましたが、皆そう思ってハマって抜け出せなくなるのかも知れません。
これを読んでいると、自分にもそんな機会がいつ巡ってきてもおかしくない…と考えてしまいます。
怖いです。
普通の日常が普通じゃなくなる瞬間って、案外脆いのかも…。

日常に潜む薬物

絵が好みじゃない(なんか眼の描き方が恐いんです)けど、内容にハマって読んでます。本当に普通のありきたりな日常に薬ってあるし、他人事じゃないなぁと改めて思わされました。サイトも刈っても刈っても生えてくるし、きっと根絶することなんてできないんだろうな。実際のマトリはしらないけど、この異色コンビのやりとりも何気に面白い。二人のこれまでとかも少しずつ見えてきてやっぱり面白いです！

薬物の怖さがリアル

薬物乱用の恐ろしさは当事者と関係者にしかわからないようで、”解禁”などと気軽に言うものではないと、この漫画を読めばわかる。
違法薬物は身近に忍び寄り、生活を破綻させと健康を害するものだとリアルに描かれていると思う。
一般にはあまり知られていない”マトリ”のことも描かれているが、キャラクターについてはそこだけリアルではなくとても漫画チック(笑)

面白いです

登場人物のキャラが強くて現実離れして見えますが中々リアルな話だと思います。嘘だと思っても面白いです。
2～3話で完結してくれるのも入りやすい。
世界観に馴染んでくると先が気になってしまって仕方ないですね。結局はバッドエンドなんですけど希望があったりするのが良いですね。

［薬物は怖い。］だけじゃ伝わらない事って抜け出すまでの道のりなんだと伝わります。
読んでみて損はないんじゃないかな…

人生、くるうね

あと少し、あとひとつ、、、
わかるなー。
タバコでも思うんだから、クスリなんて余計に思うんだろうな。辞めれるひとっているんだろうか？
よく芸能人もつかまってはまた逮捕、またまた逮捕で、売人の餌食になってるんだろうなって思う。

教師の話が良かったな。
クスリをやってしまって辞められない人生と、クスリをやってない人生、考えさせられるな。

誰でも墜ちてしまう可能性

クスリに手を出してしまう人達が、あまりに「フツウの人」ばかりであることに、とてもリアリティを感じました。
比べてはいけませんが、持病で痛みがある時、本当のお薬で痛みが消えると、飲み続けることに怖さを感じながらもやはり服薬に頼ってしまうことにも似てるかなと…
クスリのほうは、精神的な辛さや心の弱さの隙に入り込んでくるので、きっかけを手に入れてしまうと、誰でも堕ちる可能性があるというのはわかる気がして怖いなと思いました。
ただ、マトリの立場であんなにしょっちゅう殴る（暴力）のはどうかと…そこだけリアリティに欠けました

4年生の女の子

この、話は
辛い
読んでいて辛い

でも、こういう事は
現実に、実際あるんだと思う
たくさん、この世で
起こっている現実的な
話なんだと思う

どうか、
現実だけでも
子供だけは、傷つけないであげて欲しい


読んでいて
辛いけど
この世に
起こっている
たくさんの、嫌な怖い事件を
分かりやすくしている漫画です

とても、勉強になります

鈴木マサカズさん

「子供を殺してください」を読んで鈴木マサカズさんの作品に関心を持ちました。「マトリズム」も１作目から夢中になりました。「マトリズム」の意味・・・分かりました。社会派作品というのかな、鈴木さんの他の作品もこれから読んでいきたい。こういう職業があるということ、人間模様が偽善的でなくリアルに描かれているのがいい。

人生の対比表現が絶妙ですね

富む者、貧しい者、持つ者、持たない者、依存する者、依存される者...
対極にいる人間それぞれが 同じようなものを求め、心に虚しさや満たされない思いを抱き、最終的には同じところに辿り着く。
社会的な肩書きがどうあれ 結局のところ 誰もが同じ"ただの人間である"ということが証明される過程が 巧みに描かれていて面白いです。