静寂の月
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あらすじ
高校進学を機に育ての親の元を離れ、生家に戻った『浅岡幹』。多才で社交的な双子の弟・樹と常に比較され、根深い劣等感を抱えていたが、七つ年上の喬木一矢との出会いと恋とが、幹の世界を一変させた。喬木の愛情と優しさは幹の頑なな心を溶かし、やがて幹は盲目なまでに喬木への信頼を深めていく。幹にとってそれは、生まれて初めての、一生に一度の恋だった。だが喬木の思惑は幹ではなく、かつて彼を手酷く振った少年、樹の上にあり同じ姿の幹を手に入れた今、喬木はまた樹にも急接近してゆき――?ゲス男×健気男子の歳の差ラブストーリー
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みんなのレビュー
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タイトルの意味
きょうだい居る方は一度は思う事。
何で理解されないのだろう
自分を見てほしい
そっちばかり特別扱い
そう感じる事って、結構あるかと思います。
実際自分もそうですから。
家族というのは分かり合う関係ですが、
すべてを理解する事って結構難しい事なんです。
だって人は自分自身しか考えられない生き物ですから。
相手の気持ちを汲み取る事って、本当に相手を知りたいと思わないと出来ない事です。
家庭内事情って結構奥深い問題なんです。
そんな中で、自分自身をしっかりと見て居てくれて、理解してくれて、支えてくれる人が現れたら、それって幸福ですよね。
打ち明けられる事って、凄く勇気のある事です。
打ち明けられる人に出会える事って、実はひと握りって知っていますか?
どちらも簡単な事ではないです。
だからこそ、人と向き合うということの大切さを忘れてはいけない。
この作品はその難しさ、もどかしさ、大切さを一つ一つ繊細に描かれた話かと思います。
その意味を作品の中だけでなくタイトルにも込めているのではないかと思いました。by 耀夢- 0
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4.0
泣いた(T^T)
もやっとするところもありました。
いろんな人の心の闇が明かされて、苦しくなりました。
共感もできないほど辛く苦しい中で、幹はいろんな決断をしました。
家族は事件が起きてから、幹の心情に気づくなんて遅すぎるけど、切り捨てたりしなかったので、まあ許してやらんでもない。
喬木…いろいろ気づくの遅すぎ!自分のほんとの気持ちにあそこまで気づかないとか…アホでしょ(-_-;)
読みながらたくさん泣きました。
ハッピーエンドでよかったです。by 凛タン- 1
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5.0
とても胸がキュン❤️ってなり泣けてきました。喬木さん、樹君が隠してる嘘が幹にバレ た時。幹の心が溢れ出した時はホントに泣けてきたした。幹の傍にいつも寄り添っていた島崎君、カッコイイ。ただの仲のイイ同級生かと思いきや読み進めてくと凄い深く繋がってで、ずっと見守り続けたんだなぁ~って。本当、最初はゲスい男の話かと思ったけど凄く素敵な話でした。いつか2人のその後の話が見たい!
by 匿名希望- 0
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5.0
読んで損なし
何かと比べられる双子、劣等感の塊の自分
自分を求めてくれる人なんていない
どうしても手に入れたかった人ですら弟を想っていた
苦しんでもがいて妬んで、自分を傷つけて
読んでいて心が痛くなったり苦しくなったり
男とか女とか関係なしに、誰が読んでも楽しめると思います。
底抜けに明るくて前向きで、主人公が甘やかされるお話が好きな人には向いていない。by 15年ほど漫画離れしてた- 0
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5.0
胸がぎゅーっとなる
双子の弟にコンプレックスを持ってる主人公のツラくて苦しい気持ちがスゴく伝わって胸が苦しくなった…。
騙してた攻めに腹が立ったけどなんだか憎めないキャラで、最後はハッピーエンドで終わったので良かった😄
喜怒哀楽が全部つまってる良い話でした!by 鈴言- 0
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