舟を編む

あらすじ

玄武書房・第一営業部に勤める馬締光也は、言葉に対する鋭い感覚を買われ、辞書編集部に迎え入れられる。新しい辞書『大渡海』の完成を目指し、言葉という絆でつながった人々とともに、馬締は辞書の世界へ没頭してゆく――。本屋大賞受賞の大ベストセラー小説、待望のコミカライズ!

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みんなのレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    作品はとても良いけどスクロールが残念

    作品は、さすがの一言です。
    この作家さんにして、この作画、まさかのコミカライズでしたが、とてもいいと思いました。
    私は順番から言うと、映画を観て、原作を読んだのですが、原作を読んでからの映画だったら、この作品が映画よりも好きです。
    世界観が生きてる
    ただ、縦スクロールならよかったのに...
    なんてもったいない!
    横なのが、とても読みづらい
    本当に残念に思います
    せっかくの作品なんだから、そういうところも大切にして欲しいです
    でも、それで星3つにしちゃうのは、レビューとしては違うのかな?
    と思って、4つに直したけど、縦スクのままだと途中で読んでもらえなくなるかもとも思いますが、いかがでしょうか?

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    大変な作業

    「大渡海」という辞書を作りあげるまでの話。
    10年以上の時間とお金をかけて作りあげる辞書。普段何気なく使っている辞書は途方もない根気と情熱を持って作られていたのですね。
    つかみどころのない馬締さん、松本先生、荒木さん、西岡さん、みなさんが一丸となって作った大渡海のなんと美しいことでしょう。
    夜の海をイメージした藍色の辞書、電子辞書の世の中でも手にとってめくってみたくなりますね。
    最期の松本先生のお手紙は本当に松本先生の文字の様な優しくキレイな筆跡でした。
    フィクションだと分かっていても松本先生が残した言葉に涙が出ました。
    そして「言の葉」が舞う中でのつながる手、優しく笑う松本先生の遺影。
    感動的でした。
    今もまじめさんは大渡海の改訂作業をしながら香具矢さん、タマオさんと仲良く暮らしているのでしょうね。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    原作かと錯覚するほど

    三浦しおん先生が頭に描いた情景を言語以外で見ることができませんが、
    私はこのコミカライズ、ピッタリだと思いました。
    驚くほどしっくりきています。
    映画版を観たし良かったのですが、
    こちらのマンガ版の方が気に入っています。
    三浦しおん先生がどう思われているか、今作コミカライズにあたって雲田先生と三浦先生がどんな風に打ち合わせなさったのか知りたくなりました。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    先に原作を読みました。文字で読むときに自分の中でキャラクターを作ってしまうので、そのあとに漫画になると、自分のイメージに合うかどうかで評価が大きく別れるところだと思いますが、雲田先生の絵は、原作にぴったりでした。

    人間模様も読みごたえがありますが、私は言葉に対する思いに感銘を受けました。

    あっさりとした展開なので、ハラハラドキドキを求める人には不向きです。優しい気持ちになれるお話です。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ドラマ面白かったので

    だいぶ前に映画化された作品を、見たことがあり興味があり読みました。年代物な為、多少、絵のタッチが古くさい気もしますが、読み出したら気になりません。作品の世界観に引き込まれ、登場人物も魅力的です。続きが気になってどんどん読めます。

    • 0

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