5.0
作者のヒューマニズムに救いを感じる
あまりにも、悲惨な戦禍の描写に何度も目を覆いたくなりました。
実話はこれより酷かったとの事実に戦慄します。
ひめゆりの塔などの映画や、敦化事件などは、中国からの「残留孤児」のニュースなどで、戦争の悲惨さ、愚かさは知っているつもりではいました。
しかし、漫画と言う形で目にすると、さらにリアルに認識されます。
作品に貫かれた作者のヒューマニズムにも、共感できるため、ただただ悲惨な話にも救いがあります。
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