5.0
あまり軽々しくレビューを投稿してはいけないような気がして、しばらく考えていました。
元々は別のところで読んだのですが、とても心に残ったので、いつでも読み返せるように購入しました。
ファンタジーでありながら、ドキュメンタリーのようなリアリティーがあり、深さを感じる作品だと思います。多くの人に読んでもらいたいと思います。色々な思いが、一度に溢れてくると共に、後からゆっくりと滲んでくる思いもあり、何かの時に思い出して読み返したいと思います。
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あまり軽々しくレビューを投稿してはいけないような気がして、しばらく考えていました。
元々は別のところで読んだのですが、とても心に残ったので、いつでも読み返せるように購入しました。
ファンタジーでありながら、ドキュメンタリーのようなリアリティーがあり、深さを感じる作品だと思います。多くの人に読んでもらいたいと思います。色々な思いが、一度に溢れてくると共に、後からゆっくりと滲んでくる思いもあり、何かの時に思い出して読み返したいと思います。
高校生の時から乙一にハマって当時の小説は全部読んでました。
仕事や家庭が出来てからは読書の時間も取れなくなったけど、久しぶりに読みたくなって乙一で検索したらこちらにたどり着きました。
漫画ですけど乙一ワールド全開!笑
特徴としては、そこまで目立たない男の子が突然推理しだすというところ笑笑
"どうしたら急にスイッチ入った!?"
って思うけど、面白いんですよねぇ。
せつない話でした。
ポイントを追加して一気に読んでしまうくらい引き込まれました。
自分がいじめの対象になりたくないから見て見ぬ振りをする主人公に自分が重なりました。
強風で子犬まで飛んでくるファンタジーな要素のあるベランダが話の鍵を握っていながら、いじめや事件、それに関与した登場人物の心の描写が現実的で共感できる部分があり、読んでいて不思議な感覚でした。
レビュー見て気になって買ったら、出たしは⁇だったけれど、だんだんとアレ…繋がってまさかね…最後になるほど!そこが繋がっていたんだ。見て見ぬ振りをしないとやられる怖さ。どうしようもない感じ。悲壮感と、やるせなさと、正義感、一枚の新聞の切れ端からのストーリー。作品の展開が凄かった。何処かにあるかもしれない話。実話では…とさえ思った。
短いストーリーの中に、多彩な魅力が詰まっている。
短編のお手本のような、見事な作品だと思う。
手軽なミステリであり、切ない友情の物語であり、ちょっとしたファンタジーでもある。
その、ともすれば違和感を与えかねないファンタジーの味つけが、不思議と自然に作品にマッチして、爽やかで優しい色合いを見せている。
ラストの松田君の表情が素晴らしい。