【ネタバレあり】脂肪と言う名の服を着てのレビューと感想（2ページ目）

今の世の中

そんなに新しい漫画でもないのですが 今の社会そのままですね

作者が好きで作品を結構 読んでいるのですが これは読んでなかったので とりあえず無料分を読んでみました

世の中は 太ってる女性に 冷たいですよね
うちの会社でも 太ってる女性は 気持ち悪がられています
本人に言わなくても 巨デブなんて言われてる
たしかに 同じ女性てして 太ってる女性は 気持ち悪いです
身長は本人の努力では仕方ないけど 体重は 自堕落な性格がそのまま出るので

でも ものすごい太ってても 性格が明るいとすかれますよね そういう子は 大概 仕事もできる

この主人公のように 太りすぎてて 性格も 暗い 仕事もできないみたいだし 私も 読んでて いらいらして けりいれたくなりますもん

そして 人の男を取ることで優越感を 覚える女もいますよね

彼氏も 読んでていらいら みんながみんなじゃないけど 男って 彼女のことを好きって言ってても 見目麗しい女性に誘われたら…… でもその程度の男

主人公も彼氏も ダメ人間だよね

主人公が 自分にストレスがかかると 牛のようにたべまくるけど 精神疾患
いわゆる拒食症

会社の先輩のお姉さんが 過食と拒食をくりかえして なくなりました
過食症は 簡単に治せる病気でもなくて
死ぬこともあるのが現実

もともとは 食べていれば 嫌なことも忘れられるくらいからはじまったのでしょうが……

最近 私も太ってきたので痩せなきゃと思ったわ がんばろ

ポイントたまったら 続き 読んでみます

心の持ちようとも言えるけれど

この物語に出てくる
橘マユミ

美人でスタイルよくボスキャラ的存在。マウンティングの頂点に居ないと気が済まない嫌な女。さらに、見下したターゲットに精神的苦痛を与えその打ち比しがれた顔を見ることで満足すると言う清々しいまでの嫌な女の権化。
この女が、必用なまでにヒロインを痛め付けてくる。

太っているヒロインが、見た目やおとなしい性格が災いして周りから嫌がらせや裏切りを受け、痩せる決意をし、痩せたにも関わらず、現状が改善されない。
結局救われないのは本人の気持ちの問題、そしてまた、もとの体型に戻りなにも変わらなかったというような話の結びになっている。

一見すると、嫌な女とデブの根本の話っぽいけど、もう少し踏み込むと、痩せてきれいで華やかで居ても、幸せであるとは限らない。人を完全に見下し、蔑む事でしか自分が上に居ることの喜びを感じ取れない、これもまた、不幸であると言うことも、メッセージとして受け止められた。
人の彼氏を盗る女なんぞは、正にあたしのほうが上よって言う典型だ。

読んでいてここまでひどい環境、周囲の人たちってないと思うけど、ヒロインが痩せて幸せにならないところで終わらせるとこがまた、この作者の作風かナーってゾッとしたけど、粗の分作者からのメッセージみたいなものが現実味をもってガツンと伝わった。

なんかすごく悲しい主人公がでてきた。
でも良くある悪い女もでてきてこのさくしゃさんらしいなぁと思って呼んでます。

心がデブ...

読んでいて、イライラしました。ハッピーエンドを望みましたが、そうはならない事にリアルを感じました。
主人公は心の病気だと思います。それを誰かが気付かせて、心身共に健康に幸せになって欲しかったです。
私自身はやったことはないのですが、心のどこかで、最終手段として食べても吐けば良いと安易に考えていました。スリムでいたい、なりたいという願いの解決すべき本質的な問題は自分の心にあることに気付かされました。

シュールです

痩せたい願望に潜む様々な事情や思惑、人間関係などが結構リアルに描かれていて、素直に喜べません。もちろん痩せたいという気持ちは女性の永遠のテーマなのでしょうが、行きすぎるといろんなものが壊れてしまう。恐らくこれが真実なのかも。自分に強くあること、信念を持ち続けること、それがないとダイエットに限らず何も成功しないのかもしれません。

考えさせられる内容でした

さすが安野先生ですね。斬新な切り口と発想力で他の作家さんには真似できない感性の作品でした。

確かに人の幸せは平等にやってきません。ですが、努力でカバーできる部分は多少なりともあるというのが自分の考え方です。

このお話の主人公は痩せる努力はしましたが、結局幸せになりませんでした。太っていても痩せていても結局のところ不幸になる思考回路だったのでしょうね。
ただただ主人公が可哀想だったので、漫画として読むなら、努力によるハッピーエンドの方が自分的には夢があって良いかな。と思いました。

人は痩せたら変われるのか

主人公のやせる動悸がフワフワしてて、なんだか危なっかしいなぁ…と読み進めてみたら、案の定、な感じでした。
なんでうまく行かないのか、人によっては読んでいてイライラする展開も多いけど、それもそのはず…登場人物の大半が、自分の境遇を「人のせい」にして生きてるんだからそりゃあうまく行かないわ、と。ある意味「痩せたい」と行動した、のこの一歩で取り巻く環境が全て壊れていくので、痩せて周囲を見返してスッキリ！な展開ではないけれど、反面教師にしたいと思った漫画でした。

欲望

男も女も外見でしか判断しないのではない。私も２歳のとき親に虐待され食べさせてもらえず生活は放置。あと１ヶ月食べさせてもら得なければ餓死していたそうです。引き取られた先では結婚生活がうまくいかず病弱の夫には多額の保険金かけて死ぬのを待ち再婚を企む嫁と自分の子供を欲しがる病弱夫夫婦に引き取られる引き取られる。嫁は病弱病弱夫の子などできてコブ付きになると再婚できない。それを阻止するために病弱夫を説得し私を引き取った。病弱夫との子を作りたくない。得て勝手な理由で。夫が死ぬまで私を餓死させてはならない私が死ぬと病弱夫の子を産ませれる。それを阻止するために、餓死寸前の私に死なないように金をかけてなんとか生かせた。しかしいくら身体だけ栄養補給栄養補給しても、愛情は皆無、精神面は両親の愛情などなく遊んでもらった記憶も抱いて報ずりされた記憶も可愛いと褒められた記憶もない。好き嫌いも多く。中学になるとクラブ活動を受験勉強受験勉強のため辞めて食欲だけ残り体重８０キロ越え。義母は世間の目が見っともないと、サラダ以外食うなと１ヶ月で４６キロ減少する拒食症になりかける。痩せると世間の目が変わってきたがそれに気づくことが出来ない。人として生きる術が全く教育受けていないから。しかし義母からも辛辣な酷い言動を常に受け続け、義父が亡くなってから、出て行けと言われ続けました。金を（赤の他人に取られたくない。お前など生きていく方法など何も教えていないから縁を切れば乞食になってノタレ死ぬだろう。早く〇ね。その方が金盗れなくていいからな）取られたくないからと出て行くまで世間でいう虐待虐待を受け続け、（外部には私がひどい不良で義母が虐待せれていると吹聴せれていました。）私から縁を切りました。私は義母との生活の中で太ったり痩せたりの繰り返しでした。縁を切っても繰り返し随分苦しみました。今思い返せば精神的に満たせれていない部分（特に愛情）を埋めたかったのだと思います。食べると幸せ。何も考えないでいられるから。人は敵意と嘲笑しか向けられなければ、何かで補おうとする。一番手近にあり生活に密着しているのが食事をする食事だと思います。中にはお酒や薬、拒食になる人。色々あると思います。人は自分の限界を超え愛情がなくなれば誰にでも起こりうることです。正しい愛情を傾くてくれる人があれば、鼻が高くならずに自信も伴うのでしょうね。

重なる部分が結構ありました

私自身も摂食障害経験者です。
160cm MAXで55kg、いちばん痩せていた時で32kg。
のこの限りなく低い自己評価や、痩せれば綺麗になる、痩せれば幸せになるという幻想(実際痩せ気味体型のほうがモテますが)、そして、冷たいのに執着する思いっきり自己愛性パーソナリティ障害な彼氏…過去の私自身と重なる部分が多くて苦しくなる瞬間が何度もありました。

全編通して地を這うような低空飛行のままののこでしたが、本編終了後の今、のこがこの世界に暮らしているならば、どこかで顔を上げて幸せになっていてほしいと思います。

作者買い

ダイエットの話なのかなぁと思ったらそんな軽いテーマじゃなかった。
のこは食べることでストレス発散をする肥満女性。そんなのこの彼氏は自分よりも劣っているのこと一緒にいることで安心感を得ている。同僚からの嫌がらせ、会社からの不当な扱いにやれせば世界が変わると思いダイエットと称して吐いて食べての拒食になってしまう。
どんどん病的に痩せていくのこがリアルで痩せれば美しいのか、幸せになれるのか？とうい疑問を壊すラスト。
救いがありませんが、なんだかリアル。