4.0
報復の後にある虚しさ
被害者遺族にすると、「被害者は命を奪われたのに、どうして加害者は命を保障される?」と理不尽さに怒りを感じ、加害者をなきものにしたいのは当然。
しかし、報復した後に爽快感があ?のか?安堵感があるのか?といえば、そんなものはない。ただ虚無感だけ。心の傷を一生背負ってゆくことにはかわりない。
シ刑が是か非か?永遠のテーマかも。
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被害者遺族にすると、「被害者は命を奪われたのに、どうして加害者は命を保障される?」と理不尽さに怒りを感じ、加害者をなきものにしたいのは当然。
しかし、報復した後に爽快感があ?のか?安堵感があるのか?といえば、そんなものはない。ただ虚無感だけ。心の傷を一生背負ってゆくことにはかわりない。
シ刑が是か非か?永遠のテーマかも。
犯罪被害者になったら、犯人に報復してやりたい…という、ある意味では現代の夢物語が短編で描かれており、テンポよく読めます。
後味すっきり、とはいかないまでも、少しだけ「現実にもこの制度あったらいいな」と思わせてくれる一面も。まあ、いろいろと問題はあるし、答えはどこにもないし、んー…実際には難しいけど、漫画だし、ね。
無料分だけ見ましたが、目には目を。歯には歯を。という世界です。
でも私は有りだと思います。
服役しても同じようにまた犯罪をして捕まったりする犯罪者とかいますし、人を殺してるのに社会復帰って何?って思います。
前科のある人が自分の家の近くに居たら怖いし、もし私の家族が殺されたら絶対に許せないから報復しちゃいそう。
被害者より加害者が守られることもある世の中。家族や大好きな人が理不尽にとかイジメとか、自分が同じ事をされたら加害者に報復したいって思うなぁと考えたこともある。この本は、そんな世界を描いててスッキリする話もあるが、苦悩する家族の葛藤とか加害者の悔やみとか読んでて考えさせられるけど面白い
面白いけど、グロテクスです。
確かに仕返したい遺族の気持ちストーリー読んでてわかる。だけど、こんな風に同じ様に仕返して自分が生きて行けるのかわからないからきっと自分がその立場になっても出来ないんだろうなぉと思う。
もしもこの刑が本当に日本社会に存在したら、犯罪少なくなるだろうなと思ってしまった。
被害者家族なら報復したくもなるでしょう、実行するかしないかは別として。不慮の事故、過失まで報復されたら、された側にも家族はいるわけで、負の連鎖が止まらない。報復については江戸時代は敵討ちがあったし、国や宗教によっても倫理が違う。でも報復なんてしなくてよい世の中が平和でいい。
虐待された子、集団リンチなどで亡くなったニュースをみて、いつも加害者には同じ思いをして苦しむべきだと思っています。
そういう話はスカッとしました。
ただ、冤罪や、犯人にも同情すべき点があるのに報復される話は、苦しかった。
実際にある事件を思わせる話もあり、考えさせられました。
冤罪のまま報復が執行された回は警察適当すぎだろわって思ったけど実際に愛する人を殺されたら報復刑を選ぶと思う。でも報復した人が幸せになってる描写がないので、うーんと考えさせられました。だいたい2話で1つの話が終わるのでお試しにどうぞ。
復讐は次の復讐を生む。
加害者を恨んだ自分が、
次には誰かに恨まれる。
しかし、理屈はどうであれ、やはり「復讐したい」と思うもの。
最初の話、お父さんが反省し苦しんでいる加害者に「生きろ」と話すシーンは感慨深いです。
題名の通り被害者の遺族が加害者に報復するというストーリーです!
被害者側が区切りをつけるのには
あってもいいのかと思いますが。
夜寝れなくなりそうです(>_<)
現実にはあり得ない話ですが
被害者側の気持ちになれば
ありなのかもしれません。