復讐は嫌だ
報復刑、という発想は面白いけど。
確かにもし自分の大切な人がひどい目にあったら、復讐したいと考えるかもしれないけど。
復讐はなぜか、すっきりしない。後味悪い。相手がどんな凶悪な犯罪者でも。
唯一、娘さんの父親が加害者と対峙するシーンは良かった。
罪悪感に苦しみながら、生きて罪を償う事を勧めてくれた。
結婚して子供を育て、大きくなった時自分の気持ちがわかる、と言った言葉が説得力があった。
- 10
報復刑、という発想は面白いけど。
確かにもし自分の大切な人がひどい目にあったら、復讐したいと考えるかもしれないけど。
復讐はなぜか、すっきりしない。後味悪い。相手がどんな凶悪な犯罪者でも。
唯一、娘さんの父親が加害者と対峙するシーンは良かった。
罪悪感に苦しみながら、生きて罪を償う事を勧めてくれた。
結婚して子供を育て、大きくなった時自分の気持ちがわかる、と言った言葉が説得力があった。
読み始めた当初「報復刑」は、加害者に甘く被害者に厳しい、この現実の世界でも必要ではないかと思いましたが、読み進める内に、漫画の中で、報復刑を終えた後の、被害者遺族の方々の心の負担が、その良心故か凄まじい事を知りました。徐々に「報復刑とは何なのか?」と思う様になりました。
最近読んで一番泣けたのは「背中の思い出」というお話でした。個人的には、この話だけでも課金して読む価値があり、ドラマ化しても良いのではないかと思いました。
大体のあらすじを申し上げますと、主人公は鈴木拓斗という青年で、彼は幼い頃、酒乱の実父と自分の子供に無頓着な実母と暮らしていました。
その後、施設に預けられる事になった拓斗は、そこで、施設での親代わりに当たり、常に優しく暖かく接してくれる星野冬子と出逢います。また、同じく施設に預けられていた真司とも出逢い、親友の様に、兄弟の様に、冬子の元で共に健やかに成長します。
やがて、時が経ち、成長して施設を出た拓斗は仕事にも就き、彼女も出来て、順風満帆幸せな日々を送っていました。しかし、ある日、父親と再会した事により、彼の人生は一転、悲劇へと向かいます。
…と、ここまでが大体のあらすじですが、いつもは、この漫画は大体が一話完結型なのですが、今回のお話は三部構成となっており、作者の方々の意気込みというか強い気持ちを感じました。
漫画を読んでいる間も何回か泣きましたし、最後のシーンでも、拓斗にとって唯一の母との思い出で、幼い拓斗をおぶさり、振り返った「母」の顔にも……号泣してしまいました。名作だと思います。
報復19 鈍色の空-1
お父さん辛いんだろうなと、思いました。やはり報復けいなんでしょうね。
by せいちゃんばぁばさん
報復18 終わりなき悪夢-2
いじめの傷は深いですね。
by せいちゃんばぁばさん
報復27 幸せ放棄 -2
全部この女の独りよがり
by Celeryさん
4.0