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みんなのレビューと感想「報復刑」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:4.000 4.0

    復讐は嫌だ

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    報復刑、という発想は面白いけど。
    確かにもし自分の大切な人がひどい目にあったら、復讐したいと考えるかもしれないけど。
    復讐はなぜか、すっきりしない。後味悪い。相手がどんな凶悪な犯罪者でも。
    唯一、娘さんの父親が加害者と対峙するシーンは良かった。
    罪悪感に苦しみながら、生きて罪を償う事を勧めてくれた。
    結婚して子供を育て、大きくなった時自分の気持ちがわかる、と言った言葉が説得力があった。

    • 10
  2. 評価:5.000 5.0

    僕達は生まれた時からコケっぱなしなのかな

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    読み始めた当初「報復刑」は、加害者に甘く被害者に厳しい、この現実の世界でも必要ではないかと思いましたが、読み進める内に、漫画の中で、報復刑を終えた後の、被害者遺族の方々の心の負担が、その良心故か凄まじい事を知りました。徐々に「報復刑とは何なのか?」と思う様になりました。

    最近読んで一番泣けたのは「背中の思い出」というお話でした。個人的には、この話だけでも課金して読む価値があり、ドラマ化しても良いのではないかと思いました。

    大体のあらすじを申し上げますと、主人公は鈴木拓斗という青年で、彼は幼い頃、酒乱の実父と自分の子供に無頓着な実母と暮らしていました。

    その後、施設に預けられる事になった拓斗は、そこで、施設での親代わりに当たり、常に優しく暖かく接してくれる星野冬子と出逢います。また、同じく施設に預けられていた真司とも出逢い、親友の様に、兄弟の様に、冬子の元で共に健やかに成長します。


    やがて、時が経ち、成長して施設を出た拓斗は仕事にも就き、彼女も出来て、順風満帆幸せな日々を送っていました。しかし、ある日、父親と再会した事により、彼の人生は一転、悲劇へと向かいます。


    …と、ここまでが大体のあらすじですが、いつもは、この漫画は大体が一話完結型なのですが、今回のお話は三部構成となっており、作者の方々の意気込みというか強い気持ちを感じました。

    漫画を読んでいる間も何回か泣きましたし、最後のシーンでも、拓斗にとって唯一の母との思い出で、幼い拓斗をおぶさり、振り返った「母」の顔にも……号泣してしまいました。名作だと思います。

    • 6
  3. 評価:3.000 3.0

    ネタバレ レビューを表示する

    生きて罪を償えと言えるのは、加害者に良心がある場合だけ。
    多くは開き直り不貞腐れ又は外面ばかり良くなり性根は腐ったまま。
    報復刑があればいいけど、圧倒的大多数の人は 相手がどんなに憎くても暴力なんてふるえない。暴力をふるってもコロすまではできない。それがマトモな人間。
    人をコロすのは外道だけだよ
    だからこそ法は公正でなければならないし、犯罪者にはきちんと罪を償わせなければならないんだよな。
    …などということを真剣に考えさせられるマンガでした。
    報復刑があっても多くの人はその良心から行使できない、それが悔しいよね。

    by 寒々
    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    こわい

    絵も見やすく、とても引き込まれる内容です。読んでいてすっきりします。でも怖い。話によってはもやもやが残る話もあります。
    今の制度の代わりに報復刑が本当にあれば、世の中の凶悪事件も無くなるかもしれないな。
    ドラマ化しても流行りそうだけど、過激過ぎて映像化は無理だろうけど。

    理不尽さにイライラしたことがある人なら、面白い作品です。

    • 6
  5. 評価:3.000 3.0

    ただのグロじゃない

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    絵は苦手な感じです。内容もグロい。けど、実際にあった事件をモデルにしてる内容で…きっと被害者家族の方はこんな風な気持ちになるかも…と考えながら読みました。
    最近は残忍な犯罪も増えているので、目には目を という刑罰もあっていいかもと思ってしまいます。

    by abszk
    • 10
  6. 評価:5.000 5.0

    考えさせられる内容です。

    日本は先進国の中ではシ刑制度が残っている国で、シ刑の是非についてはしばしば議論が上がっています。
    その議論の中で語られがちなことの1つに、シ刑執行官の仕事の重さがあります。
    シ刑になるような犯罪者とはいっても、相手は人間。つらい仕事です。

    その仕事を行うのが、加害者に恨みを持つ遺族であれば、問題は解決するのか?

    それを問い掛けてくる漫画です。

    私はよく、凄惨な事件の報道を聞いて加害者に対し 「同じことされて○ね」 という怒りを抱きがちですが、それには罪のない誰かが手を汚さなければならない。
    それを行った後では、行う前には決して戻れない。

    犯罪は許しがたいことですが、その処罰はどうすべきなのか。考えさせられます。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    いいと思います!

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    大切な人を身勝手な理由やくだらないことで殺されて悔しい思いをしている人はたくさんいると思います。私は報復刑アリだと思います。
    ただ、同じ方法で殺さなきゃいけないのはしんどいかな。頭おかしい人たちは簡単にやれるだろうけど、あまりに残虐なこと、まともな人間にはできないので。
    でも、犯人を殺したいほど憎い人はいっぱいいると思うので実現したらいいなぁと思います。かたきをとれたら、『良かったですね』って思えます。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    暴カシーンはあれどそこまでグロくは無いです。
    現実ではありえない事ですが、フィクションの世界でこういった法案大いに賛成だなと思いました。
    その中でも印象深かったのが、野球少年の子を持つ父親。父親が息子に買い与えたバットがきっかけで不良に絡まれ、いたぶる様に撲さつされてしまう。その後父親は報復刑を申請し、この日のために鍛えたスウィングで不良たちを撲さつ。そして、最後は自分まで後を追う…。
    報復刑だから罪にはならない、、けれどやはり人をアヤめると精神は崩壊する。辛いがもしも、このような法案があれば同じような最期を迎える人は多いのではないだろうかとも思いました。

    • 0
  9. 評価:2.000 2.0

    それ以外は、何も

    色々な漫画のレビューを書いてきて、これを書くのは初めてだが、私は、死_刑制度には反対である。

    人道的な見地から、ではない。
    国家をそこまで信用していないからだ。
    国家には、堂々と人を葬ってよいだけの判断力も資格もないと思っているからだ。
    ストーカーに狙われた女子大生の告訴を勝手に取り下げて被害届にすり替え、挙げ句ストーカーに殺させるような国家に、コロナの時代にマスクを配ることを最善の策とするような国家に、人の生き死にを決める能力も権利もあるとは思えないからだ。

    その代わりに、個人的な復讐は是認すべきだ、と思っている。
    遺族による復讐は、無罪放免でいいだろう、と思っている。
    もちろん、復讐の連鎖みたいなことになるのは覚悟の上で、復讐、OK、と。
    それが無理なら(まあ無理ですよね)、苦肉の策として、死_刑、しょうがねえかな、と。

    この漫画は、遺族による復讐が「報復刑」として制度化された世界での話。
    その思いつき自体は悪くないし、多分あり得ないけど、社会制度としても、肯定したい。

    しかし、何かを思いつくことと、それを「漫画」にすることは、全く別の話だ。

    まず、表現があまりに稚拙に過ぎる。
    「こんなクソ高校こっちから辞めてやるよ!」
    「真治が先生を殴ったぞ!」
    このやりとりで、私はギブアップした。
    悪いけど、こういうの、本当に冷める。
    なめてんのか、と思ってしまう。

    復讐する遺族の側も、あまりに嬉々として復讐していて、違和感が尋常ではない。
    あのね、復讐なんて、そんなに楽しくない。
    スッキリもしない。
    それでも、自分の魂に決着をつける最後の手段として、復讐しかない、という場合は、あるだろう。
    でもそれは、この漫画で描かれているような形では、決してないと思う。
    あまり人間をなめてはいけないと思う。

    思いつきとしては悪くない。
    でも、思いつきだけで何とかなるほど、漫画は甘くない。

    思いつき以外に、何があったのか。
    何もない、と私は思った。

    by roka
    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    現実になることを期待

    ネタバレ レビューを表示する

    死・刑は遺族の想いです。

    同じ方法で報復されることになれば 残・虐非・道な殺・人も少しは、あるいは大幅に減ると思います。

    今の日本は被害者が損するだけで人権が平等に扱われていない。

    死・刑反対の人は 我が子が殺・されても犯人の公正を信じて許せばいいのです。

    死には死をもって償わせた方が 再犯の心配もない。
    長く服役して出所しても犯罪歴のある人がどれほど人や国に罪滅ぼしできるものか。
    いい職にもつけず堕落して生活保護に陥ったりまた犯罪起こすかの方が確率高いです。
    終身刑や懲役は税金がかかる上に 加害者も大きく年を取るので意味がありません。
    看守が介護までさせられる始末です。
    性犯罪者は去勢、子供への虐待や殺害を行っても去勢や死・刑を行って 再犯を確実に止めにいくべきです。

    弱いもの 正しいものを守って欲しい。
    そのためにも 子育ては大切です。
    我が子が犯罪者にならないように 親と教師と周囲の大人たちは 協力しあって 子供たちを受容して 愛して 傷つけないように、 時には人様に迷惑をかけるようなことは厳しく諭し、 悪いこと良いことを教えていかなければなりません。

    命の重み 思いやり 奪うリスク を知る人間で世界が満たされることを願います。

    そんな世界になれば 死・刑なんてものは執行される機会自体がなくなっていくのだと思います。

    • 0
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