5.0
なかなか…
気を許せない展開。命をかけて小さな子どもたちが必死に生き抜く姿は、感動か狂気か…。まだまだ予断を許さない展開。
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気を許せない展開。命をかけて小さな子どもたちが必死に生き抜く姿は、感動か狂気か…。まだまだ予断を許さない展開。
一回読んだら最後、ずっと読んじゃいます!そして未だに読み直しちゃう作品!とにかくおすすめです。
王道ジャンプ系とは違い敵に見つかったら主人公達が圧倒的に不利、死んでしまう可能性が高い。だけらハラハラしてついつい読んでしまう。設定としては鬼が存在していて人間を食料とする世界。そこから人間が生きれる場所を探していく。その過程で鬼に食べられてしまう人も出てきます。その時の描写が凄い!具体的に鬼に食べられている所を描かずに次の描写で主人公達がご飯を食べているところ、「いただきます」と言っている所が書かれている。だからこそ考えさせられる。絶対に鬼=悪者ってわけではないなと思いながらも主人公達になんとか逃げ抜いて欲しい。後主人公エマのキャラはとにかく魅力的です!
孤児院グレートフィールズハウスで仲よく暮らすエマ、ノーマン、レイは最年長トリオで大の仲良し。ある日里子になる仲間を見送る時に、自分達が暮らすハウスは孤児院ではないことを知ってしまう。
自分達は「鬼」達に食べられるための食用人間だった…。エマ達はハウスで過ごすきょうだい達全員でハウスを脱走する事を決意する。
残酷だし、怖いシーンもたくさんありますが、ハウスからの脱走劇はハラハラして面白かった!
脱走してから鬼との戦いはドキドキも悲しさも許せなさも…夢中で読み切りました。
ラストの方でエマがただの理想論を語る良い子ちゃんに見えたけど、それでもノーマンやレイとの関係が良かったです。
少年漫画は人気作品はとにかく長くて読み切れない、読み切る前に飽きてしまう事が多いですが、この作品は程よい長さですっきり完結したので良かったです。
タイトルと表紙絵からてっきり可愛らしいファンタジーかと思っていたら、衝撃的な展開に驚きました。
しかしながらトリッキーというわけでもなく、とても興味深い設定で、皮肉のきいた社会派の漫画でした。
子どもたちをいわゆる「農場」で育て鬼の食用肉として出荷するという設定は、残酷なように見えて、実際は人間が牛や豚などに行っている行為そのものです。おそらく牛たちだって、可愛がって育てられていると思っていたのに急に捌かれて無念だろうと思います。
私たち人間はその大切な命をいただいているんだということを忘れてはいけないし、無駄にしてはいけないということを改めて感じました。
また、そこから抜け出そうと知恵を絞る子どもたちのパワーや、次々と待ち受ける壁、失望と希望が繰り返される様にはハラハラドキドキして、目が離せませんでした。
いい作品だと思います。手元においておきたいくらいです。
30歳手前、子持ち母です
昔から漫画が好きで、色んな漫画を読んできました。
これ、1番です。
設定が不気味ですが、次に何が起こるのかってドキドキします。
生きることへの渇望、一度きりの人生の大切さ、諦めないこと、、
語彙が足らなくて表現できないけど、すごく面白くて、一気に読破しちゃいます
何もわからない世界を仲間と生き抜いていく。
その先が絶望的な未来かもしれないけど
もしかしたら。明るいかもしれないそんな一抹の思いを胸に生きる子ども。
本当面白い。
最後は涙が出てきました。
原作の白井カイウ先生の凄く凄く深く考えられたストーリー展開と、
その素晴らしい世界観を圧倒的な作画力で表現する出水ぽすか先生のタッグ。
最高の化学反応を起こしていると思います。
子供達がアニメを観てハマっていたのでずっと気にはなっていたのですが、
なかなかアニメも観ず漫画もずっと読まずに居たのですが、
先日遂に思い切って読み始めてみたら…
めっっっちゃ!めーーーーーーっちゃ!!!
面白い!!!!!
あぁ〜なんか思ってた以上に、凄い面白くて。
読んでる間はこれが生きがいって感じでした(笑)
もうもう出水先生の作画が本当に素晴らしくて大好きだし、
白井先生によるキャラ設定が本当良い。
そして主要登場人物であるエマ・ノーマン・レイもすっごく良い(好き)。
もちろん他のハウスの子達も、
ママやシスター、その後出てくる新たな仲間達も、
鬼もそれぞれ色んなキャラが居て、
凄く良い(語彙力無くて表現出来ない;;)。
そして読み進めていくと、だんだんセリフが私達の生活にもリンクしてきて本当に心に響いてくるんです。
ハラハラドキドキもあり、
ほんわか平和や笑いもあるし、
生死に関わるヒヤヒヤ感もあるし、
本当ところどころ涙が込み上げてきて泣きながら読みました。
私にとって大好きな作品の1つとなりました。
寝れない、続きが気になりすぎてよっぽど心が強くないと夜更かしします。でも全く後悔していません(授業爆睡激怒られの人)
内容が登場人物が題材が全て濃すぎていまの私の理解力では恐らくこの作品が伝えんとしていることの3分の1も理解出来ていないんだろうなと思います、だけどそれでいいんだなって。また読み返したときに違う何かに気づける楽しさがあるし期待がある。
敵も味方も中立も全ての人が愛らしくて憎らしいです。登場人物というか登場鬼にすら憎悪と愛情が湧いてきます。意味がわからんです。自分でも。
主人公のエマは明るく素直な女の子。本当の家族はいなくても愛情をたくさんかけてくれるイサベルママや血の繋がらないけれど大好きな兄弟たちがいる孤児院には秘密があった!最初ほんわかとしたストーリーかと思いきや孤児院を去っていく子供たちは鬼の食料となるため出荷されるプラントだったなんてまさかまさかで一気に世界観が面白すぎます。かわいらしいイラストと世界をかえるための壮絶な冒険をしていくスピード感のあるストーリーは良いギャップがあり、一気に読みたくなるくらい引き込まれます!
最終話までノンストップで読めてしまうほどの面白さ。最終巻読み終えたいま、涙がものすごいですwミステリーからはじまって、冒険もファンタジーも、友情もバトルもそして社会問題もいろんな要素がすごい詰まってます。モヤモヤゼロです。序盤も中盤も終盤も、こ、このひとが今…?みたいなゾワッも胸アツもすごいです。フィナーレも、なんとなく予想できていたもののこんなに泣けるかってくらい、キャラクターたちの発する言葉や表情にパワーがあります。名シーンありすぎて語りきれませんが、これから繰り返し何度でも楽しみたい作品です。最後に、、レイが特に好きです。
人生でこんな長編漫画に課金したのは初めてですが、読む価値あり、大いにオススメしたい作品です。アニメ化や映画化されるだけあってファンは多いのだろうなあと。
1話から完結まで、結構時間はかかりましたが最後は感動の涙、また最初から読み直したい気分です。多分読み直す。
作者に拍手。出会えてよかった作品です。
映像は見ていませんが漫画の世界観を崩したくないので見ないかなあ...(笑)