4.0
画が緻密でないのが良いですね◎
登場人物が現存していたら…と読み手それぞれが勝手にイメージが広げられる余白があって嬉しいです。
聖さんは過去がありそうで、お兄さんも鹿ノ子もそれにつられて変わって行く(行った)気がします。
自覚なく、美しくてするくて毒のある人は確かにいる。優しく儚げに見えて、厳しく孤高であったり。
誰もがきっと、そうとしか生きられない理由があるのだろうと思いつつ…ゆっくり読み進めたい作品です。
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兄だったモノ