4.0
心の動きの素直な流れがタッチとあっている
人が心の中に持っている優しさと狡さ、欲望と正義感といったものが、シンプルな作風の中によく表現されていて読書の心にあるあるという共感を呼び起こす。言わなければよかった、しなければよかった、あるいはその反対の繰り返しの日常が素直に出てきている。作者もきっとそういう素直な方なのだろうと思い起します。うまへたの図柄なのに人を引き付けるのは、そんな作者を応援したい気持ちにさせる魅力が感じられるからだと思います。元カレとよりを戻しそうでもありますが、独身上司の努力にも応援したい感じです。
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11年後、私たちは