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序盤〜中盤まで引っ張りまくってからの、終盤は駆け足にも程があるだろうと感じる程の雑な大団円でした。
ニクラウスはブラコンで味方です。レイジュの家族は断罪されます。主人公カップルは結婚して子どもが生まれています。
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22651位 ?
序盤〜中盤まで引っ張りまくってからの、終盤は駆け足にも程があるだろうと感じる程の雑な大団円でした。
ニクラウスはブラコンで味方です。レイジュの家族は断罪されます。主人公カップルは結婚して子どもが生まれています。
キャッチャーな物語の導入と"小綺麗な進撃の巨人"的な作画に惹かれて読み進めたが、主人公のヌリタスとルーシャス公爵の仲が一向に進展しない事、ヌリタスが恋愛脳の凡愚なキャラになっていっていくのが見ていてしんどい。
いや、恋愛脳ならそれでもいいんだけど、それならウジウジしていないでもっと積極的になってくれ…となるし、何もかもが中途半端で辟易としてしまう。
僕は何も出来ない…ウジウジ→公爵様が助けてくれた!→公爵様の事は好きだけど…ウジウジ…の繰り返しで流石にイライラする。
虐げられていても高潔だった貴方は何処へいったのか……
Web版の原作も読了済み。
THE・少女漫画な作画と内容だけれど、主人公サイドの人間に悪人や頭の悪い人間が居ないのでストレスなく読み進める事が出来たが、あまりにもご都合主義な展開が続く為、若干の物足りなさは否めない。
そして、1話が短過ぎ。
個人的には"完璧な淑女"である主人公のマリアベルは、もう少し凛としたビジュアルでも良かったのでは?思うが、可憐なキャラデザのお陰で毅然とした態度を取っても愛らしさを感じるので、これはこれでありなのかもしれない。
さて、作中でも散々な扱いの元婚約者のエドワード殿下。
彼は決して悪人ではないし、ここまで断罪されるべき存在でもないのでは?と感じた。
元を正せば、国王の甘さが招いた事なのに全ての咎をエドワードに押し付けて退場させたのは納得出来ない。(温情を感じる処分ではあったけれども)
まあ、高貴な人間特有の"おおらかさ"と傲慢さが仇となり、自らの首を絞める結果となったが、根が純粋なエドワードならきっと新天地で上手くやっていくだろう。
ダンゼル追放とサイモン退場についても雑な扱いで非常に残念。この辺りは原作者の力量不足といえる。
主人公カップルに(ほぼ)波乱なく話が進んでいくので、そういう展開がお好きな方にはオススメな作品。
序盤〜中盤はサクサクと話が進み、見どころも多くて楽しく読み進める事が出来たが、中盤以降は展開の間延び感が否めない。
リベラルフェミニズム的な主張が作品の主軸なので、その手の話が好きな人にはオススメ。
量産型転生漫画。
主人公は小説の世界に転生、極悪聖女と元婚約者の馬鹿皇太子のせいで窮地に陥るも、従者の騎士様(テンプレ通り恋仲になる)や仲間達となんだかんだと上手くやっていく物語。
毎回、冒頭に差し込まれる前回の話(約5コマ)は謎ですが、二度目の処刑は〜的な物語が好きな人にはオススメ。
典型的な少女漫画がお好きな方にはオススメ。
天真爛漫な主人公と異国の公爵様が身分の差を乗り越えて恋に落ちるハートフルラブコメディです。
他サイトで配信分全話(100話)読了済み。
83話のユス→ランへのプロポーズまでは長いけれど、いい意味で付かず離れずのドキドキ感を味わえた。
因みにランの返事は結婚は一旦保留にし、交際からスタートします。
それに伴い、ランはラチアから除籍→新たに伯爵位を得ます。
本筋がしっかりと進みつつ、ユスからランへの(一見分かりづらい)愛情がしっかりと伝わる描写がされているので、温かい気持ちで読み進める事が出来た。(若干じれったくはあるものの…)
ランの素直な性格と、ユスの聡明さと一途さのお陰で大きなスレ違いもなくストーリーが展開していくので安心して読み進めてください。
ノエルとアフィンがレティシャの翼として覚醒、バネッサも翼になりそうな展開。ヨゼフィーナの翼・テヌア死亡。
ディトリアンが呪いの秘密を知る。(彼が秘密を知った事をレティシャは気が付いていない)
2人の距離は縮まるが、お互いに深く想い合っている事はまだ知らない。
因みにまだ公国に到着していない。
1日1話で読むと展開の遅さにイライラするが、数話ずつまとめ読みすると面白さが伝わる作品。(それでも遅いと感じるけど)
ゆっくり丁寧な描写というよりも雑な引き伸ばし展開が目立つのが残念。回想に話数を裂きすぎ。テヌアからの虐待描写がしょっちゅう挟まれるのもうんざり。
また、ディトリアンは強く優しく聡明な青年だが、肝心な事は心の内に秘めて主人公レティシャに伝えず、スレ違いや問題が発生するのがもどかしい。
かと思えば、急に饒舌になって気持ちを告白したりするのが謎。(これに関してはレティシャも同様だが)
レティシャは生い立ちを考えると仕方がないところもあるが、卑屈過ぎて若干うんざりする。
その癖、物語の初期の頃から変に大胆だったり考えなしに動くのでキャラ設定に一貫性を感じない。(徐々にポジティブになっていくなら分かるけど)
ヒーローのディトリアンやサブキャラ達は魅力的だし、面白いといえば面白いけど、色々と惜しい作品。
原作読了済み。
コミカライズ版のカリナは健気というよりも無鉄砲かつ無神経というか、若干鬱陶しい。一昔前の少女漫画的なキャラ設定のせいで芸術病の深刻さが薄れている。
描写に切迫感と繊細さがなく、量産型ラノベコミカライズの域を出ていないのが残念。
ストーリーの内容云々よりも作画の稚拙さに辟易。
1話の中でドレスのデザインがエンパイアからプリンセスに変わっていたりと、デッサン力も整合性もなさ過ぎる。
話の展開としては、極悪な義母と腹違いの妹の謀略によって処刑からの逆行、前世の知恵を活かし賢く振る舞いながら、紆余曲折ありつつ幸福を掴むというお決まりな内容。
前世では妹の婚約者となり、主人公・エラの処刑を言い渡した王太子ジル(厳しい帝王教育で心を閉ざしている)と交流していく中で徐々に心を通わせていく、という展開は見どころではあるものの、描写の稚拙さが目立つのが非常に惜しい。
とはいえ、義妹イザベラの(稚拙な)謀略を前世の知識や知恵で挫いていく様は非常に痛快。ついでに言うなら、イザベラの顔芸も見ものである。
最終的に実父すら軟禁しエラを亡き者にしようとするも、人望も知性も持ち合わせていないイザベラ。まんまと裏切られ失脚後に絶望を味わう展開はカタルシスを感じる。
シーズン1を(待てば)無料で読めた事はとても感謝している。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
見返りは求めていなかった