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人のかたち
社会の変化や義務教育の問題で、取り残される少年たち。彼らを取り残さない義務教育になるまでには何年かかるのだろう。マンガとしてもおもしろく、読みごたえがある。
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社会の変化や義務教育の問題で、取り残される少年たち。彼らを取り残さない義務教育になるまでには何年かかるのだろう。マンガとしてもおもしろく、読みごたえがある。
ニトロちゃんの障害がかすむほど、学校&先生の体罰とハラスメントがひどい。恐ろしいことに、私も経験がある。先生からの体罰、先生への集団のからかい、教室の前に一人立たされて見せしめのように叱られるとか。あれは叱るというより、子どもに恥をかかせて、自尊心を壊して、権力に従順になれと矯正されているみたいだった。異質な者を許さない学校。今もあまり改善されてないんじゃないかな。貴重な記録だと思う。アリス·ミラー以来の衝撃。よくぞ書いてくれた!と拍手を贈りたい。
仕事より育児がラクだなんて、やったことない夫になぜわかる?個人の責任だけじゃないかもね。家庭とか、学校とか社会で洗脳していくのね。育児より仕事して収入ある方がえらいってね。さすがジェンダーギャップ指数120位の国だね。
こんな人いるんですか?×100くらい聞きたいほど素敵なパパ。こんな家庭に憧れたな。これまでにないようなぶっとんだ料理がでてくるのも魅力的。
失恋を仕事で乗り越えるあたりがリアルだと思った。生きるためだけにここまで必死になれるものだろうか。自分はそこまでできないから、離れたいって男の気持ちもわかる。でも突き進む松方さんはカッコいいね。
猫がすべて持っていく。かわいくて、妖しくて、セクシーで。そんな猫が相棒で色んな事件を解決するって、憧れてしまう。男がいなくても、猫がいたらいいかもしれない。
実は天才のマヤよりも、才能はあっても天才までいかない亜弓に惹かれる。マヤよりはるかに深い亜弓の苦悩に惹かれる。二人が散らす舞台の火花は見ごたえがある。そこから見える世界を見てみたい。
ほとんどが救いのない話。人の独占欲、裏切り、永遠の命への憧れ、そんなものに振り回される人間の末路。ごくたまに、救いを感じさせる話もあって、それを目当てに読み進めてしまう。
長い休みに、じっくり腰をすえて読みたい大作。エレンがヒストリアに触れ、海を見たあとから、物語が変わっていく。暴力に屈せず、必死に生きていただけの子どもたちが、暴力を行使する側になっていく。世界は残酷、その意味が変わってくる。弱肉強食が残酷なだけじゃない。被害者が加害者になっていく、その連鎖が残酷だと思う。
思い出すだけで笑ってしまう。誰かと一緒にいて、二人の好きなもので、一緒に笑いあえるって素敵だなと思える。これを読んで知らなかった漫画やアニソンに出会うこともできたし、そういう楽しみ方もできる。
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ケーキの切れない非行少年たち