4.0
知らなかった
不登校がこれほど大変なものだとは、知りませんでした。最初のとまどいや、うまくいきかけたときのつまづきなど、丁寧に描かれていてよかったです。
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16077位 ?
不登校がこれほど大変なものだとは、知りませんでした。最初のとまどいや、うまくいきかけたときのつまづきなど、丁寧に描かれていてよかったです。
どんぶりでそんなに、話が続くのかな、と思っていたけれど、次から次へとおいしそうなどんぶりがいっぱい。定番のどんぶりに少し変化を入れたものから、全く見たことないどんぶりまで、幅広い。委員長のキャラもかわいくて好き。
クジラ、ギフト、その言葉で言われると、きっと、現場にはあったであろう匂いとか熱さとか湿度なんかが、とたんに消えてなくなったみたい。主人公のたまきの目が左右対照じゃないところもいい。たまきの謎に引き込まれていく。
これ程、胸が悪くなるような話があるだろうか。女性の身体が呪われたもののように感じる。男性の苦悩もしっかり描いていて、男性にも同情できるように読めるところもすごい。
意外すぎる犯人だった。家族をかばう、守る行為って、相手を思っての行為なのか、世間体を気にして自分を守りたいだけの行為なのか線引きができない、グレーな部分が多すぎてわからない。傍観者の父親が一番ゆるせない。
問題のない子どもなんてありえない、その通り。見てみぬふりしないで、子どもと真剣に向き合うことでしか、事態は好転しないだろう。支援者の在り方についても考えさせられる。
ストーリーもすごく魅力的。加えて、中国の話が出てきたり、日常の延長線にはあるんだけど、行けそうで行けない、近くて遠い国の話のようでもあり、憧れる世界の話。子どもの頃の、はみ出してみたい気持ちが甦る。
恋愛の高鳴りと、残酷なまでに相手を傷つける様子が描かれていて、素直に読めてしまう。失恋のあと、こんな素敵な異性が現れるなんて、いいなあと思う。彼女が素敵だからなんだろうな。
社会の変化や義務教育の問題で、取り残される少年たち。彼らを取り残さない義務教育になるまでには何年かかるのだろう。マンガとしてもおもしろく、読みごたえがある。
ニトロちゃんの障害がかすむほど、学校&先生の体罰とハラスメントがひどい。恐ろしいことに、私も経験がある。先生からの体罰、先生への集団のからかい、教室の前に一人立たされて見せしめのように叱られるとか。あれは叱るというより、子どもに恥をかかせて、自尊心を壊して、権力に従順になれと矯正されているみたいだった。異質な者を許さない学校。今もあまり改善されてないんじゃないかな。貴重な記録だと思う。アリス·ミラー以来の衝撃。よくぞ書いてくれた!と拍手を贈りたい。
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娘が学校に行きません 親子で迷った198日間