3.0
方法
看護師が絶望するほど、症状の強い患者の希望を感じさせるラストは圧巻。方法はあるのだ、支援する側の行動を変えることで変わることもあるのだ、そう信じることができる。
-
0
20325位 ?
看護師が絶望するほど、症状の強い患者の希望を感じさせるラストは圧巻。方法はあるのだ、支援する側の行動を変えることで変わることもあるのだ、そう信じることができる。
結婚って、ゴールじゃなくスタートってよくわかった。家族と恋って、両立しないのかも、と考えさせられる。産後、夫との性が苦痛でしかない妻の様子とか、気づいてない夫の様子とか、リアルだな。
一人一人、とんでもない問題を抱えている、どんなに外側は美しく見えていても、そんなことを思い出させてくれる。そんな中で、ジタバタするのが人間だし、人と関わるのをやめられないのが人間だと気付かされる。
親の呪いを解放してくれる作品。完璧なご飯なんて作らなくていいじゃないか。ズボラなご飯で、食べる快感を味わい尽くしたっていいじゃないか。憂鬱なとき、やる気がでないとき、手を伸ばしてしまう作品。花ちゃんの幸せを分けてもらう。
小さいころ、アニメで見て知った気になっていたけれど、改めて読むとストーリーも絵も、魅力がすごい。世界には、何かいる?世界の見え方が変わってくる。
親から愛されなかった子ども、子ども時代を奪われた子どもが、大人になって、素晴らしいパートナーと出会う。そうだといいと思うけれど。
彼女のひたむきさを見ていると、胸がスッとする。必死にやって、結果がついてこないことも多いけれど、彼女のようにひたむきに、誰かのせいにしないで働きたいなと思う。
重厚な内容だが、絵の線の細さが、欲に弱い人間の姿をよく現しているみたいだ。読み返してみると、こんなところに伏線があったのかと驚く。
独身時代の恋愛してたころには、子育てが始まって、彼との関係がこんなにも変わるなんて、わからなかった。夫は、自分の欲望と女の欲望を比べたときに、自分の欲望の方が優先順位が高いと思っている。それで当たり前と思っている。そんな気がする物語だ。
「蛍火の灯る頃に」「蜜の島」「背の眼」といった名作と比べると、内容が小ぶりな感は否めない。恐怖が軽く、底知れない恐怖ではない。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
精神科ナースになったわけ