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主人公の女の子の生い立ちが「村共同体のために生贄となる子ども」として迫害のもとに成長したこと、その生贄対象となる獣の王が人間とのハーフであるにも拘らず獣の王として君臨しなければならないため、心にトラウマを抱えて生きてきたこと、そんな二人(一人と一頭?)は運命の出会いをし、互いにかけがえのない存在となっていくというなかなかのプロットなのですが、私がどうしても(なんかな~)と思ってしまったのは獣王がちっとも魅力的に描かれていないということです。いくら獣王でも、顔がでかすぎだし、かたや女の子は超おチビさん。ミスマッチ感全開でした。
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贄姫と獣の王