5.0
マイナスの感情に自分が乗っ取られそうなとき。
そこからハッと我にかえって正気に戻ったとき。
今回は戻ってこれた。でももし次、戻ってこれなかったらどうしよう?
自分の理性がもたなくなったらどうしよう。
そんな考えが頭をよぎってこわいときがある。
自分だって、いつ環に祓われてもおかしくない側にいる弱い人間だと思うからだ。
だからこそ余計にこの作品を読むと、まるで自分も一緒に救ってもらったような気持ちになるんだ。
この作品を読んで流す涙は、浄化されていつもよりちょっとキレイな涙になったような気がする…(笑)
-
0
幻影夢想