3.0
設定は嫌いじゃない
でも、老年の主人公が中心な割には、内容がちょっと軽い…
もっと深い人間の業やトラウマ、白黒つけられないものごと、女性への尊敬、などなど…示唆に富む言葉が聞きたかった。
戦闘系少年漫画と内容の厚みはあんまり変わらない気がする
-
0
670位 ?
でも、老年の主人公が中心な割には、内容がちょっと軽い…
もっと深い人間の業やトラウマ、白黒つけられないものごと、女性への尊敬、などなど…示唆に富む言葉が聞きたかった。
戦闘系少年漫画と内容の厚みはあんまり変わらない気がする
多分30くらい?の弁護士がいきなり下半身にタオル巻いただけで、性経験のなさをバカにしたり、性的対象として見てたり、初っ端から吐き気がしました。ヒロインも鬱陶しいし。まあ百歩譲って、弁護士の仕事を間近でみて女の子側が好きになるのは分かります。でもこんな弁護士がいたら免許剥奪していい。立場を利用してセクハラ発言のオンパレード。きもすぎる
結婚すれば愛がわいてくる…てどこのおじさんの発想だよ、ていう
引き込まれるには物足りない。
気になる布石はいくつかあっても、続けてお金払おうとはならなかった。
日本の大学の一般的な学部とは全然違うんだなと…何となく入った子達もある程度は医師免許は取ろうという明確な目的があるし、大学が受験戦争のゴールではなく将来の職業を見据えた切磋琢磨の場と分かってる子たちは、濃い時間を過ごしてるんだと思った。
でもガリ勉優等生で鼻につく子(特に男子)がいるのもリアル。医師になってからハメ外すタイプですかねぇ…
安土桃山時代から現代に至るまで、浮き名を残したり色っぽいとされた人たち、全部同じ人(?)だったことが判明し、心の整理が追いつかない
仁のような志を貫く医師、医療関係者にただただ畏敬の念が湧いてくる。
また咲は、今につながる医学会の男尊女卑を覆す第一人者。30代の仁とのカップリングはやっぱり気持ち悪いなぁと思ってしまうけど、当時からしたら嫁に行く年頃。結構昔の作品だし筆者の意図かどうかは分からないけど、吉原の現実や、こう言う歳の差カップルなど、自然に描くことで痛烈に疑問視してるとも受け取れる
一方で、史実に名を残した江戸の人々の"粋"スピリットとの共存も引き込まれます。
昔の漫画って不良やヤンキー校が舞台だったからね、進学校舞台は斬新で、親近感もより広い層に湧きやすいんじゃないかな
ただ、リアルの超進学校には深い闇があります。心の何かを欠落してしまってる子供も多いし、後に天才と呼ばれるが世間的には変人、とされる子も多いし、病んでいても成績がよければ教師はそこには目を向けずケアしない。学校側も世間体が大事、汚職や不祥事はひたすら隠す。
確かに目標がしっかり(東大・医師など)してる天才同士は気にならないんだろうけど、「普通」との狭間にいる子にとっては地獄のようなこともある。
環境のせいにして甘えるな、て言ってたけど、平均的な学校に行ってる子には分からない世界なんだよな…どうせ超進学校を舞台にするなら、受験偏差値競争や教育虐待で病んでしまっているエリートたちの闇にもっとフォーカスしてほしかったかな
飲み会で、みんなと同じように親との思い出を正直に話せば、オッサン上司に酒が不味くなる!空気を読め!など、当事者は大人になってもずっと真実を隠して口を閉ざすことを求められる、こと日本では。
だからこうやって読みやすい形で世間に声を拡散してくれることは本当にありがたい。
でも…あまりにシンプルで分かりやすすぎる事例ばかりなのが気になった。
殴られた跡があったり、医者になるようプレッシャーを掛けてたり…実際はもっと複雑で歪んだケースが「普通」の学校生活を送る子供たちに紛れ込んでいる。
結果的に、また虐待=典型的なこういうケース、みたいなスティグマが生まれ、現実のケースを見落としやすくなるんじゃないか、と少し心配になった。
日本のように、虐待やメンタルヘルスを「臭い物に蓋」する社会では、作品として取り上げること自体のはーどるもたかいし、さらにたくさんの人に読んでもらうことを考えるなら…とバランスが難しいとは思うのだけど。
けど、マオマオのイキリオタク感だけどうしても気になってしまった。独特の語感というか、現実にもこういう話し方する子いるけど。知的な女子は大好きだし、少年漫画で女の子が主役・知性派というのも素敵なんだけどね
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
銀狼ブラッドボーン