4.0
「不良」という季節。
期間限定の青春?
それが、善か悪かなど、「その時」にはジャッジできないし。
親、教師への反抗だけでなく「環境」そのものへの反抗反逆があってもいいとおもう。
今の日本は、「ちょっとおかしいのでは?」とおもう自然な気持ちすら押し込め、
日々流されている。誰もが「不良」という季節が必要であり、
オトナになる為の通過儀礼なんだと今は感じています。
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期間限定の青春?
それが、善か悪かなど、「その時」にはジャッジできないし。
親、教師への反抗だけでなく「環境」そのものへの反抗反逆があってもいいとおもう。
今の日本は、「ちょっとおかしいのでは?」とおもう自然な気持ちすら押し込め、
日々流されている。誰もが「不良」という季節が必要であり、
オトナになる為の通過儀礼なんだと今は感じています。
「盲導犬」について。いくらか知ってはいたけれど。
ここまで詳しく知りませんでした。視力障害のある方の気持ちなど、
細かい部分まで少しでも知ることが出来て、感謝します。
障害は誰にでも起こることなので。他人事ではないです。
そして、人と犬の絆について改めて考えさせられました。
やばさ、と「ピュアさ」は、常に背中合わせ。
紙一重の差?どんなに過激な想像をしても、実生活は真面目に淡々と過ごしている。
自分自身も、中学生の時はぶっ飛んだ妄想を平気でしていた。
大人になってもそのままだったら「中2病」だけど!
つまり、それぐらいの年頃の時はハチャメチャでもいい!ってことだとおもう。
カラーだと、ちょっとエロっぽさが際立つかな。
改めてカラーで読み直すと、やはり印象が違うから楽しいですね。
「力いっぱい抱きしめる為に」という詩がありましたっけ。
限りなく抱きしめるために、限りなく突き放す。
実は、一見「つめたい」ぐらいの人の方が、冷静に相手のことを考えてくれてるんですよね。
「中途半端にやさしい人間」の方が始末が悪い。
本編の内容も面白いですが、
看板の文字や、段ボール箱の文字まで書いてあることがおもしろい。
看板「BARあそこ」
ダンボール箱「30世紀梨」など、
背景の中のそういうのを探しては遊んでいました。
人として、終わってますね。
教員という立場に関わらず、「ことなかれ主義」に成ってしまう大人は多いけれど。
その一番悪い見本みたいな話です。
結局は、きちんと人から愛されたことのない人間なので、
自分以外の他人を大事にするという感覚が育たないまま「教師」という職業についてしまった。
しかし、実際は情緒が「子供」以下。
ただ歳をとって、体が大きくなれば「オトナ」になれるわけではない、という戒めですね。
元「いじめられっこ」としては、他人事ではなく読めました。
しかし、いじめっこの「いじめネタ」って、今も昔も変わらないんだなぁ~と、
なんだか、「頭悪い」という意味で笑いたくなりました。
私自身も、道端の「虫たべろ」「草だべろ」って言われましたもん。
さすがに、殴る蹴るされても、「ふざけんなバカ」とおもって、食べませんでしたけどね。
つまり、いじめっこって、人を人とも思ってないのです。だからあんな残酷なことができます。
多分、大人になっても、そういう人間性はほとんど変わりません。
しかし、こういう正面からいじめを扱った作品が出てきてくれて、嬉しいとおもいます。
こんなバカな奴らの為に絶対自殺なんてしちゃダメだ!っておもいます。
この作家さんの作品よむと、
ちょっと気持ちが落ち込む〈暗くなる?〉
ほんと、ごめんなさい。
読み進むのが怖い。
ただ、恐怖で「その時」「その場」を過ごすのではなく、
自分が、その環境の中でどれだけのことが試せるのか、
挑戦する気持ちは、大事だと感じました。
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最後の不良