5.0
画面づくりがジャズ感
一コマ一コマの進め方、パッパッと変わる場面といい、ジャズ感たっぷりで雰囲気ある。
ジャズも人と人のコミュニケーションから生まれる熱いバイブレーションだから、
楽器で人間のエネルギーフィールドを大きくしていく作業という感じでがします。言葉にしづらいことを、漫画で体現できるって凄い才能。
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16072位 ?
一コマ一コマの進め方、パッパッと変わる場面といい、ジャズ感たっぷりで雰囲気ある。
ジャズも人と人のコミュニケーションから生まれる熱いバイブレーションだから、
楽器で人間のエネルギーフィールドを大きくしていく作業という感じでがします。言葉にしづらいことを、漫画で体現できるって凄い才能。
一つの物差しでしか見れなくなりつつある世界。
多様性というのは詭弁であり、高らかに謳われるものほど、内実は乏しい。
このような屈折した世界観の令和時代だからこそ、人間の生き様を立体的に表した作品として燦然と輝く。いつから流されるだけの人生になったのか、自分の魂からの声とは、いままさに、読んでいただきたい一冊でございます!
ゲームとも言えるこの世界の的を射ている。もしかしたら日本人が弱くなったのは戦後教育による物、という話は本当かもしれない。エゴはだめ、みんな兄弟、世界に困っている人がいる、献身性を重んじ、いつも集られる。最貧、皆平等、そんなのは現実を見ていない。トップクラスのGDPを誇り持ちながらアメリカやシンガポールの3分の一、スイスの5番1の賃金の低さを受け入れている。自分らだけが損するような人間を量産し上層部だけが甘い蜜を吸うような世界が現実、はやく皆で眼を覚まして生きたい。
矢沢先生は、この時期が1番良いかも。私の中では、少しお姉さん達が読んでたコミックを貸してもらって読んだ記憶があります。当時は今の高校生より、その頃の高校生の方が大人びて見えて、人生や自分が社会にどう役立てるかってことを考えている人が多かった気がします。
先生の作品も、ご時世に応じて変遷があり、途中から少し軽薄な主人公を描く事が増えたかな。多分雑誌社の要望なんでしょうけど。
設定は面白くて、先が楽しみです。しかし、恋愛の始まり方もそうですが、地に足をつけた恋愛を希望します。別にじっさい人の事はどうだっていいのですが、人生への迷いがあるなら、一本なんらかのことを成し遂げてから、親元を離れるストーリーでないと、これを読んだ子供達に影響が出ますね。それが気になります。
人とは本来このように何でも決心したら、心骨注いで邁進する物であると、明治時代の思想家の本に書いてありました。今現代で、そのような心持ちの人はどのくらいいますでしょうか?
マスコミや広告のプロパガンダに流されて洗脳され、本来の人間たる知恵を何処かへ置いてきてしまったのでは?と思います。そんな私達に目覚めるんだ、とこの本は言っています。。。
私も少数派な方で、うまく生きて行かなきゃと決心して過ごしているところです。このお話自体はもっと深刻な状況で、この世もここまではいかないだろうと願うばかりです。しかし、多くの人々が洗脳に対して意外に無防備であり、本来の自分の魂からの声に耳を傾けている人は稀だと思います。流されて、受け入れて行く…大多数がそのようにして、全体主義や共産主義が養われていくと思っています。
初めての設定で、とても楽しいお話です。周りの人達も皆、基本的に良い人で、悪人は居ません。
どちらかというと淡々と日常のストーリーが流れて行く中に、この頃は面白みを感じなくなってきました。
絵が綺麗…でもそれだけ。。。人生ある程度見てきたと自負する者には、少しでも深みが欲しかった…とは言え、私自身若い頃キャピって無いけど考え足りなかったし…その時分に読んでたら良かったのかしら…。
漫画自体少女をターゲットにしていても、大人になってから、ああこの時実はこう言う意味だったんだ、と二度読み出来る物語を書いてもらえたら、と思うのは我儘なのでしょうか。
さすが年の功…と思いきや、海千山千、山あり谷あり、泥水をすするような生き方をされてきたと思われる島さん。
このような人物こそ、打てば響く、という言葉が使えそうです。
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BLUE GIANT