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ヒロインが強い
平民出身のヒロインは前世でも現世でも貴族に虐げられますが、もう泣き寝入りはしません。
ライバルの令嬢達にあれこれちょっかい描けられますが、鼻にも引っ掛けません。強くていいです。
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平民出身のヒロインは前世でも現世でも貴族に虐げられますが、もう泣き寝入りはしません。
ライバルの令嬢達にあれこれちょっかい描けられますが、鼻にも引っ掛けません。強くていいです。
没落した家族の令嬢が、男爵家の使用人となり、男爵の娘に変わって望まぬ結婚をさせられる、とまあよくある話といえばよくある話です。嫁ぎ相手が噂の違ってイケメンで大切にされるというテンプレです。
ただ、この手の話だと嫁ぐ前に家で暴力を含む虐待をされていたり、物置に閉じ込められていたり、使用人にまで嫌がらせをされていたりと、なんでそこまで?みたいなことが多いけれど、この話はそれがなかったのがよかったです。男爵夫人とその長女は意地悪でしたが、末娘は可愛く慕っているし、使用人仲間とは楽しくやっているし、街の人達も親切です。
生贄として嫁ぐことになった際も、男爵は頭を下げて頼んできたし、まあ残された家族の面倒はちゃんと見てくれるでしょう。
ヒロインも、いじけたところがなくお嬢様らしいしっかり者で、見ていてイライラすることがありません。
人里離れたところに住む可愛くて偏屈な魔女のお話しです。大人の童話と言った感じでしょうか。悪意もなく、ほのぼのしたお話しです。
内容が凝っていて、時間も長ければ登場人物も多く、漫画だと何が何だか分からなくなってきました。面白いのですが、小説むけのストーリーかなと。
結婚した初日に捨てられたっていうから、もともと意に沿わない結婚だったのかと思いきや、十年前から決まってたの?つまり幼馴染みみたいなもんじゃない?押し付けられた結婚だったとしても、本人同士の間ではもうちょっとこう、会話はなかったのかね。まあこのあと嫁の実家と対立する予定だから返したんだろうけど、だったらそう言えばいいのに。なんかみんな気取って肝心なことを言わないんだよな。
で、ヒロインは皇帝の子供を産んで隠してるんだけど、その子供にいざとなったら自分を叔母さんと呼ぶようにトレーニングしてます。何故?だったら普段から叔母さんと呼ばせとけばいいじゃん。皇帝の部下が近所で聞き込みしたらすぐバレるよ、普段お母さんと呼んでたことなんて。
皇帝と同じ目の色にしておくのは面白いなと思いました。結局実の子だとバレなきゃ話にならないもんね。
婚約破棄された日から20歳で死ぬまでの人生を繰り返し生きているヒロイン。
7回の人生で手にした知識と経験をもとに8回目の人生を今度こそ生き抜くというお話です。
なんせ何度も生死を経験しているので、自立しているヒロインはみていて安心。さくさく読み進められます。
しかし、知識はともかく剣の腕なんかはリセットされる筈なのに、ループのどさくさでいつでも剣の遣い手らしいのはなぜ。体力はちゃんとなくなってるのに。まあだいたいお嬢様育ちのヒロインが僅か数年で騎士団に入り剣の遣い手になれる筈がないんだけど。一応子供の頃から剣は学んでいた、、、みたいな設定にしておけばよかったのに。
ヒロインと悪女が悪女の道術により入れ替わるというストーリーです。
面白いんだけど、悪女が単純過ぎるかな。生い立ちが不幸で悪女に同情できる点もあるという展開になるんだけど、それにしちゃ行動が単純なのよ。勉強もしない、立ち居振る舞いもガサツ、性格も悪い、男に色目を使う、となったら全部自分のせいでしょ。生い立ち関係ないよね。
多分本当に悪い裏で糸を引いてる敵が登場して、ヒロインと悪女が共闘するんだろうけど、なんか組むにはアホすぎるなあと思う。まあ道術が使えるんだけどね。
ヒロインが聖女でありながら、やられっぱなしでなく復讐にもえるのはみていて気持ちがいいです。
ただ、神官の計画が長年練られた大きな物のようにしては、対する悪女が馬鹿っぽすぎない?底が浅いから婚約者にも疎まれ始めてます。なんかもうちょっと頭の良い悪女ならヒロインとの対決も見応えがあるんだけどな。
今のところ目立った悪者がでてきません。王子様はアホです。まあもともと童話シンデレラの王子様ってアホなんですよね。舞踏会で一目惚れした相手を部下を総動員して探して結婚するわけですから。別にシンデレラの性格や境遇にひかれたわけじゃなくて外見目当てだったわけで、今回はそのアホな王子様が振られてしまいましたという話です。
でもこの王子様、悪人ではありません。一応自分の軽挙な振る舞いを自覚し、巻き込んでしまったヒロインに申し訳なく思うくらいの知恵はあります。ヒロインものんびりした性格だし、男に頼ろうと思ってるところがなさそうなので、このくらい頼りないけど金と地位があって悪気のない相手がいいのかもしれません。
ヒロインが婚約者を他の女に取られ、傷心のところ次にもっといい男が現れて幸せになるという実にありふれたご都合主義全開のストーリーです。
ただ、ヒロインをふる王太子が無神経だけれど悪人ではない、ヒロインを一応大事に思っているところや、王太子の恋人が世間知らずの平民なだけで悪女ではないところが他の話と異なります。なにより主人公が、努力家で教養が高く、周囲にもそれを認められている完璧な女性で、しかも意志をはっきり言える強さもあり、読んでてイライラすることが少ないです。
生まれつき何かの才能があるとか美人とかだけでなく、あくまでも本人の意志と努力でヒロインが愛されるのが個人的には好みです。
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聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~