きじとらねこさんの投稿一覧

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評価4 35% 80
評価3 17% 40
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評価1 3% 6
11 - 20件目/全57件
  1. 評価:5.000 5.0

    とても面白い

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    昭和初期の物語が好きなので読み始めましたが、主人公とお見合い結婚したあまねさんがかなり年下の学生で、他に好きな人がいて、お互いの家が敵対関係にあるという障壁の多い恋愛についてもかなり読み応えがありますし、加えてこの時代の女性としてはとても珍しい、料理人として成功していこうという主人公の意気込み、それを支えたいと思っているあまねさんが実家を敵に回してまでも料亭復興をしていうこする同志2人の物語としてもとても面白いです。映画化されているとのことですが、これだけ面白ければ納得です。作中に名建築が出てくるところも楽しいポイントです。

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  2. 評価:5.000 5.0

    ただのお姫様じゃない

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    ヒロインである辺境の令嬢がたくさんの高貴なお姫様の中から王様に選ばれる、シンデレラストーリーでありながら、ヒロインが堂々としていて知的で、迫り来る危機にも勇ましく立ち向かう、ただのお姫様じゃないところが面白いポイントです。
    ヒロインと王様の、お互い思い合っていてもたくさんの慣習やしがらみ、国内のパワーバランス、外交などを考え、妃として選ぶことができないというもどかしい関係が胸キュンポイントでもあります。
    待つだけではなく、様々な困難を自力で乗り越えていくヒロインが魅力的で安心して楽しく読んでいます。まだ結末には至っていないので幸せなエンディングに期待して読み続けたいと思います。

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  3. 評価:5.000 5.0

    着物初心者、必見!!

    着物を着てみたいな、興味があるなという方には必見の作品です。
    主人公さとりちゃんは今時の若者で、親世代すら着物に馴染みが無く自分も着たことがないけど着てみたいと強く思っていて、謎の着物美女銀太郎さんから手解きを受け、少しずつ着物について学んでいくところがハウトゥー漫画の面白さもあり、銀太郎さんの謎めいた過去が少しずつ明らかになっていくところがミステリー要素として作用してもいて楽しく読み進めることができます。
    着物を着る者としては、さとりちゃんの「タトゥー紙」とか「訪問着に名古屋帯」といった初心者ミスが愛らしく懐かしく思えて顔が綻びます。
    かわいいさとりちゃんの成長物語として、楽しみに読んでいきたいです。

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  4. 評価:5.000 5.0

    他の悪役令嬢ものとは一線を画す名作

    もうすっかりおなじみになりつつある、「ロールプレイングゲームのなかの悪役令嬢にゲームプレイをしていた前世の記憶を持ったまま転生する」という設定の作品の中の一つではありますが、その他の作品とは一線を画す名作です!!
    悪役令嬢である主人公自身の設定の特殊さ、ディティールの細かさ、絵の美しさ、そしてライバルである星の乙女(ゲームのヒロイン役)の鼻持ちならなさが見事で、あっという間にポイントを使い果たしました。
    よくある悪役令嬢転生ものかぁ、と思って読まないのは勿体無い!この類の作品を読んだことがある人も無い人も、ゲームをやらない人にもおすすめできます。
    これはすべての転生ものの執着地点であり最高峰と言うべき作品である事を声を大にして言いたいです!

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  5. 評価:5.000 5.0

    マリコさんが素敵

    とりかくマリコさんが素敵!
    あざと女子って言葉が適切かわからないけど、可愛くてでも心にドンとすわった揺るぎないポリシーを持ってて、ズバズバ言うけど優しくて魅力的な人!
    いろんなシュチュエーションの婚活イベントがあって、婚活ってこういうものなんだって勉強にもなって楽しかった。

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  6. 評価:5.000 5.0

    多くの人に読んでもらいたい作品です!

    全部読んでいます。非常に考えさせられる物語です!
    学校や社会の中で浮いてしまっている人々だったり、日頃不可解な事件のニュースを見るなかでかなりあてはまるエピソードがあって、なるほど!彼らはケーキが切れない人達だったのか…!と腑に落ちました。
    周囲の人々のように普通のことができないフラストレーションや周囲の理解が不足している事が彼らを非行に走らせているのであれば、その受け皿となる場所を社会の枠組みの中に作ることが、当事者と周囲の人の心を守る事になるので、ぜひ多くの方に読んでもらって社会を変えるきっかけになってほしいと強く思いました。

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  7. 評価:5.000 5.0

    丁寧な心理描写が良い

    まだ途中ですが感想を書かせていただきます。
    ヒロインと相手役、どちらもとても魅力的で、絵が美しく、ファンタジーな魔法世界の細かな設定がよく考えられていて、作品世界に非常に引き込まれました。
    こういったヤンデレ系の物語は、最初から両片想い状態なので、読んでいてあまり身が入らずどうぞお好きにしてください…みたいな気持ちになることもあるのですが、この物語はそういうこともなく、読者を置いていかずにいてくれて、主人公達を心から応援できます。
    きっと、相手の男性がなぜヒロインだけを強く愛するのかということを時間をかけて描いていて、ヒロイン含めそれぞれの心の機微を繊細に描いているからではないかと思います。
    魔法世界の仕事や生活の描写も非常に興味深いです。それにしても絵が綺麗!ヒロインが可愛い。
    これからも楽しみに拝見したいと思います。

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  8. 評価:5.000 5.0

    恋愛だけじゃない!学びある素晴らしい作品

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    最終話まで読みました。最後まで読んで良かったと思います。
    初めは、ベニコさんが某元女芸人さんのものまねキャラみたいに見えて、ギャグかな?といぶかしんで読み始めたのですが、ベニコさんが主人公を責める時に出てくるセリフがグサグサと自分に刺さり、私もパンケーキ女だ!と思いました。
    お店選びなど相手任せにしないこと、人の目を見て相手の話をよく聞き、自分の意見を述べること、自信を持つこと、また会いたいと思ってもらうよう努めること、愛想笑いをしすぎないこと…
    この作品からの学んだことですが、これは恋愛に限ったことではなく、友人関係にも大事なことであると思います。
    任せるよ〜何でも良いよ、と言い続けるとそのうち誰からも相手にされなくなるだろうし、友人関係でも恋愛のように相手を思いやることや尊敬してもらえる人間である事が大切だとこの作品を読んで思いました。
    一昔前の恋愛指南処とは決定的に違うと思います。

    主人公が、パンケーキちゃんからどんどん成長して、相手に物足りなさを覚えたり、魅力的な女性と競ったり、モテモテ男を落としたりと、どんどん成長していくところが面白く、応援したくなりました。このような学びある面白い作品をもっと読みたいと願っています。

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  9. 評価:5.000 5.0

    大盛のぞみ先生は天才です

    やっぱり大盛のぞみ先生は天才だわ!
    絵の綺麗さ(というか個性)、話の構成、ギャグセンス、言葉選びのセンス、ちょっとお下劣なスパイス、ぶっ飛びキャラ…どれを持ってしても太刀打ちできる人など存在しない、唯一無二の天才漫画家です!!
    めちゃコミで無料連載してた〝覗き穴の向こう側〟を読んで大盛のぞみ先生の世界にハマりました。
    こんなに素晴らしい漫画家さんと出会えわせてもらえた事、めちゃコミに感謝します。
    めちゃコミ歴10年以上ですが大盛先生と出会えた事が1番の収穫です。
    めちゃコミ以外でも買ってますが、とにかくこれからも先生を応援しています。

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  10. 評価:5.000 5.0

    やっぱりふしぎ遊戯は最高だ…!

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    やっぱりふしぎ遊戯は最高です。続きを書いてくださった渡瀬先生に感謝感謝です。
    中学生の頃ふしぎ遊戯を読んでから、かれこれ25年ほどこの玄武皆伝が出てくるのを心待ちにしておりました。前作で会話に少し出てきた程度の情報から想像して、これは絶対面白いに違いないと思っておりました。
    まず、時代背景が大正時代と言う事がとても良いです。ハーフアップに着物に袴、薙刀を使いこなしてブーツでお転婆にかけまわるお嬢様な女学生っていう多喜子の設定がもう最高にかわいい!そして女宿との出会いも最高!これぞふしぎ遊戯っていう感じのちょいエロで胸キュンな2人の出会いがたまらないです。
    心を閉ざして復讐に生きる女宿が多喜子や仲間と出会って変わっていく様子や、仲間達と手を取り合い心の傷を癒し合いながら戦いに身を投じる様子が素晴らしいです!
    真っ直ぐで優しく聡明で明るい多喜子がとても魅力的で大好き!女宿も過去作全てのキャラの中でもダントツにカッコいい…!そのうえ女の子になっても可愛いなんて反則級の魅力的キャラですよ。

    北甲国の民族衣装も激かわで…渡瀬先生が今回も、時代考証から大陸の民族の歴史など膨大な資料から大変なご苦労の末物語を作っていらっしゃるであろう事に思いを馳せ、拝みながら読みたい気持ちでした。物語の中で様々な民族の衣装や暮らしが見られるのもふしぎ遊戯の大きな魅力です。戦いのシーンのダイナミックさ、心理描写の細かさ、壮大な世界観を形作る全てが愛おしいです。

    最後は大泣きして熱が出る程でしたが、まだもう一編あるはずだ…!と自分に言い聞かせてなんとか立ち直りました。次回作も楽しみです。でも次回で終わっちゃうの、ヤダ!!
    渡瀬先生、陰ながら応援しております。

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