5.0
沖田先生の死生観
沖田×華先生の、壮絶な物語が淡々と進んでいく独自の世界観が好きです。
透明なゆりかごを読んで、こちらも読んでみたいと思い読み始めました。まだ途中ですが、沖田先生の達観した死生観と癒し系の絵のギャップですいすい読めてしまいポイントが足りません。
コトハちゃんと主人公の幸せを祈りつつ、読んでいきたいです。
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2024位 ?
沖田×華先生の、壮絶な物語が淡々と進んでいく独自の世界観が好きです。
透明なゆりかごを読んで、こちらも読んでみたいと思い読み始めました。まだ途中ですが、沖田先生の達観した死生観と癒し系の絵のギャップですいすい読めてしまいポイントが足りません。
コトハちゃんと主人公の幸せを祈りつつ、読んでいきたいです。
好きな漫画家さんが、この本から影響を受けたとインタビューでおっしゃっていた事と、広告で興味を持って読んでみました。
恐ろしく残酷で悲しくて酷くて、、、目を背けたくなる様な出来事が次だか起こりますが、これが決して目を背けてはいけない現実なのだなと思いながら読んでいました。
華やかに見える最上級の売り物の女性たちと、最下層で売られる女性達。どちらもかわいそうで、この様な生き方を強いられても懸命に生きる女性達の心情に心を寄せずにはいられませんでした。
年上の夫の突然の死をきっかけに、夫の前妻、子供たち、愛人、そして借金など様々な問題が露呈し、遺産相続どころか、借金まで背負ってしまうと言う散々な目に合うところから始まる。この物語。
世間知らずで働いたこともない主人公が、ヘビーな現実に直面して、少しずつ自立していくところが見所です。
決してドロドロしたりしないところがかえってリアリティーがあります。
最後まで読むと、ひとすじの清涼感が吹き抜けるような清々しさがあります。
突然グールになってしまった主人公の苦悩と戦いの物語です。
突然人ではないものになってしまった、心優しき主人公の葛藤、新たにできた仲間との絆、恋、陰謀、人間とグールの抗争に心を痛める様子、そしてどんどんと大きなうねりとなっていく抗争の行末…
話自体も面白いし、いろいろな特色を持ったグールと人間たちのバトルが面白いので、バトル漫画としての楽しみがあります!それぞれの登場人物が魅力的で応援したくなります。
変なところで終わるので「え?これで終わり?!」と驚きますが、タイトルが変わって「:re」の方が続きとなっているので、ぜひそちらも読んで楽しんで欲しいです。賛否両論の驚くべき結末を迎えますが、この壮大なテーマの作品にはふさわしい結末だと思います。
これは学校の課題図書でしょう?!と言うべき良作です。
出産は命がけと言うのは簡単だけど、本当に様々な問題があって、産婦人科で次から次へ起こるドラマから目が離せません。
妊娠出産てこんなに大変なんだ、こんなに奇跡的なことなんだと毎回思わずにはいられません。
1は完結的に描かれる様々なエピソードですがハッピーエンドとは限らないところに、リアリティーも感じます。
特に男性に読んで欲しい、素晴らしい作品です。
私もブラック企業で働いたことがあるので、主人公に感情移入してしまって読み進めました。
どんなに就労環境が悪くても、結局はそこが良いか悪いか決めるのは一緒に働く「人」なのだなという気持ちです。
主人公にとっては人間関係が良かったので、前向きな気持ちで働くことができたのではないかなと思います。私も今思えばその経験が糧になっていると思います。
仕事や日常、恋愛、それぞれの登場人物の事情を見守っているうちにどんどん読み進めてしまいます。
めちゃめちゃ面白い!
歌舞伎町のリアルをふんだんに詰め込んで、ホストとホストを取り巻く人々を描いています。
これを読んだらホストにはまる人が減るんじゃないかな…いや、逆に興味を持ってしまうかも?
ホストがどういう手口で女性客にお金を多く貢がせるか、どうやって彼女たちの心を掌握するかと言うことが赤裸々に描かれていて、非常に好感が持てます。
また歌舞伎町に存在する様々ないかがわしい人間たちもコミカルタッチで描かれていて、見た事は無いけど、あるあると思えます。
整形、性産業、詐欺…それらがありふれた日常として描かれていることにある意味恐怖を覚えるとともに、面白く見せる技術に長けた作者さんに拍手をおくりたくなります。作者さんのTwitterも別の作品も面白くて大好きです。
「演技をしたい」という、凄まじい累の情念が生み出す悲劇から目が離せない。
醜い容姿を持って生まれた累。でも、優れた演技力を持っていて、母の形見の口紅を使って、他人の顔を手に入れることができる。それにより顔を交換した人々の間に、次々と不幸が訪れるが、累は決して演技を止めない。
人は全てを持って生まれることはできなくて、誰かが幸せなら誰かが不幸、誰かが手に入れれば、誰かが失う、というような世界の中で、累は最終的に何を手に入れることができるのか…固唾を飲んで見守りたいと思います。
ストーリーは素晴らしいけど、絵がちょっと個性的で慣れるまで時間がかかりましたので、星マイナス1ですが、これは個人の好き嫌いの問題だと思います。
婚活をテーマにした作品の中では、頭1つ抜きんでた作品だと思います。
主人公のありあまる行動力や素直な行動にちょっとついていけないところもありますが、そのおかげで物語がどんどん展開していくし、主人公がたくさん失敗することで、読者も学びを得られます。
主人公がいつも自分の感情や考えをきちんと言葉にして伝えられる人なので、それが作品の良さとなっています。
様々な男性たちが出てきて、それぞれのゆずれない思いがあり、主人公とはすり合わせることができなくてうまくいかなくても、人間だから仕方ないよね、現実もそうだよねと婚活してる人にもエールを送る内容になっているのではないでしょうか。
とても素晴らしい作品だと思います。
親の再婚で姉弟なった2人が恋愛関係になるのですが、主人公の湊が変装して出かけた先で弟の透と出会い、思わず偽名を名乗ります。内心姉が好きな透は、姉にそっくりな「ミナ」(本当は湊)にアプローチをして、湊は弟をからかうために別人のふりをして付き合い始めるところから2人の関係は始まります。
ですが、だんだんと湊は透が好きになっていき、嘘が苦しくなっていくところや、お互いの親しい人にどう説明するかなど悩みがどんどん増えていきます。
お互い想いあっているのに本当のことが言えないという、もどかしい関係性を楽しむ意味ではラブコメとして面白いです。
ただ、やっぱり現実的に兄弟の恋愛と言うのは、親の気持ちとか周囲の反応とか諸々どうなんだろう…と言う気持ちが常に頭を上げてしまい、後半の進みが遅いところも相まっていまいち入り込めませんでした。
ただ、作者さんの作品は、絵が可愛くて大好きです。
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ギリギリムスメ