5.0
沖田先生の死生観
沖田×華先生の、壮絶な物語が淡々と進んでいく独自の世界観が好きです。
透明なゆりかごを読んで、こちらも読んでみたいと思い読み始めました。まだ途中ですが、沖田先生の達観した死生観と癒し系の絵のギャップですいすい読めてしまいポイントが足りません。
コトハちゃんと主人公の幸せを祈りつつ、読んでいきたいです。
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2059位 ?
沖田×華先生の、壮絶な物語が淡々と進んでいく独自の世界観が好きです。
透明なゆりかごを読んで、こちらも読んでみたいと思い読み始めました。まだ途中ですが、沖田先生の達観した死生観と癒し系の絵のギャップですいすい読めてしまいポイントが足りません。
コトハちゃんと主人公の幸せを祈りつつ、読んでいきたいです。
好きな漫画家さんが、この本から影響を受けたとインタビューでおっしゃっていた事と、広告で興味を持って読んでみました。
恐ろしく残酷で悲しくて酷くて、、、目を背けたくなる様な出来事が次だか起こりますが、これが決して目を背けてはいけない現実なのだなと思いながら読んでいました。
華やかに見える最上級の売り物の女性たちと、最下層で売られる女性達。どちらもかわいそうで、この様な生き方を強いられても懸命に生きる女性達の心情に心を寄せずにはいられませんでした。
突然グールになってしまった主人公の苦悩と戦いの物語です。
突然人ではないものになってしまった、心優しき主人公の葛藤、新たにできた仲間との絆、恋、陰謀、人間とグールの抗争に心を痛める様子、そしてどんどんと大きなうねりとなっていく抗争の行末…
話自体も面白いし、いろいろな特色を持ったグールと人間たちのバトルが面白いので、バトル漫画としての楽しみがあります!それぞれの登場人物が魅力的で応援したくなります。
変なところで終わるので「え?これで終わり?!」と驚きますが、タイトルが変わって「:re」の方が続きとなっているので、ぜひそちらも読んで楽しんで欲しいです。賛否両論の驚くべき結末を迎えますが、この壮大なテーマの作品にはふさわしい結末だと思います。
これは学校の課題図書でしょう?!と言うべき良作です。
出産は命がけと言うのは簡単だけど、本当に様々な問題があって、産婦人科で次から次へ起こるドラマから目が離せません。
妊娠出産てこんなに大変なんだ、こんなに奇跡的なことなんだと毎回思わずにはいられません。
1は完結的に描かれる様々なエピソードですがハッピーエンドとは限らないところに、リアリティーも感じます。
特に男性に読んで欲しい、素晴らしい作品です。
めちゃめちゃ面白い!
歌舞伎町のリアルをふんだんに詰め込んで、ホストとホストを取り巻く人々を描いています。
これを読んだらホストにはまる人が減るんじゃないかな…いや、逆に興味を持ってしまうかも?
ホストがどういう手口で女性客にお金を多く貢がせるか、どうやって彼女たちの心を掌握するかと言うことが赤裸々に描かれていて、非常に好感が持てます。
また歌舞伎町に存在する様々ないかがわしい人間たちもコミカルタッチで描かれていて、見た事は無いけど、あるあると思えます。
整形、性産業、詐欺…それらがありふれた日常として描かれていることにある意味恐怖を覚えるとともに、面白く見せる技術に長けた作者さんに拍手をおくりたくなります。作者さんのTwitterも別の作品も面白くて大好きです。
婚活をテーマにした作品の中では、頭1つ抜きんでた作品だと思います。
主人公のありあまる行動力や素直な行動にちょっとついていけないところもありますが、そのおかげで物語がどんどん展開していくし、主人公がたくさん失敗することで、読者も学びを得られます。
主人公がいつも自分の感情や考えをきちんと言葉にして伝えられる人なので、それが作品の良さとなっています。
様々な男性たちが出てきて、それぞれのゆずれない思いがあり、主人公とはすり合わせることができなくてうまくいかなくても、人間だから仕方ないよね、現実もそうだよねと婚活してる人にもエールを送る内容になっているのではないでしょうか。
とても素晴らしい作品だと思います。
全日本人が読むべき作品です!
マルルとハチ、この可愛い猫たちの視点から猫を取り巻く社会問題を描いた名作です。
いかに外猫が生きていくことが大変かを、猫の視点から描いていて、ドキドキ、ハラハラ毎日がサバイバルな様子を見守りながらも、猫同士のハートフルな交流、それぞれの猫の個性が楽しく生き生きとした描写で描かれています。基本的にはあくまで猫の視点で描かれているので、猫の為を思って行動するやすおさんを始めとした保護猫活動家たちも得体の知れない変な人間のように言われていたりして、そういうところも面白いです。
それにしても、ペットショップで気まぐれにマルルを購入して、行方不明になっても探しもせず「新しいねこを買ったからもういらない」と言う飼い主や、多頭飼育崩壊を引き起こす人たち、繁殖用としてひどい扱い方をして要らなくなったら捨てる人間など、最低最悪な人間たちの自分勝手な行いの被害を被っている猫たちが次々登場して心が痛いです。
猫は人と一緒でないと生きられない生き物なので、責任を持って明確なルールのもとにお世話をしなくてはいけないという事、もっと正しいモラルがこの動物後進国の日本に浸透することを切に望みます。
とりあえずこの漫画を義務教育過程に取り入れる事が日本の動物問題を解決する一手になると本当に信じています!
このお話はめちゃくちゃ良い!です。
大正時代の女中さんとおぼっちゃんの恋愛もの、そして女の子が年上の歳の差恋愛もので最初呼び名が「ねえや」になってるところ、男の子がまだ学生で学生服を着ているところ… 萌えポイントが盛りだくさんでかなり!!良いです。
不幸な境遇にも負けず、前向きで仕事も丁寧な女中のヒロインと、そんな彼女を小さい頃から慕い続けたおぼっちゃんが久しぶりに実家に戻ってきたら素敵な青年に育っていて、いきなり求婚されるという、最初からノンストップな胸キュンストーリーです。
最近やたらと多い大正時代の恋愛ものですが、正直、時代考証がおざなりになっているものが多いと感じます。でもこの作品は時代考証も素晴らしく、登場人物の考え方や言動、着物の着方をはじめとしたいでたち、大正時代の暮らしぶりなども丁寧に描いていて、「ちゃんとしている」と感じました。
まだ読み始めですが良作である事は間違いないです。今後の展開にも期待大です!!
ディストピア日常ロマンスってなんだ?!と思っていたけど中盤まで読んでなるほどと納得。
最初はただ大人の恋愛物語なのかと思っていたけど、どんどんと予想もできない方向に話が広がっていき…鯨井自身どこから来たの?誰の仕業なの?九龍って本当は?そもそもこれ、答えでるの?!と謎多き物語に夢中になっています。
でも全部の謎の答えを置いておいても、九龍の懐かしく暖かな日常、そこに息づく人々の暮らし、そして恋愛のゆくえ…この物語の中の日常から、目が離せません。
ドキュメンタリー的な面白さがあります。
主人公は、舞妓さんになりたかったけど、全然向かなくてなれなかった女の子で、ひょんなことから置き屋さんのまかない担当になりました。
毎日作る普通の家庭料理ですが、彼女が料理している様子と、置き屋さんの日常風景、そして舞妓さんたちの普通の少女の顔と仕事で見せる顔が見られて、裏方から見る舞妓さんの成長物語的な面白さがあります。上質な映画のようで人気作なのも納得の面白さ。
丁寧な料理の描写が心を温めます。
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ギリギリムスメ