ツレ猫 マルルとハチ

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2025/07/06 10:00まで 本作品の 1~ 12話を無料配信!
あらすじ
ある事情により、飼い主の元を離れて野良猫になった“マルル”。外の世界は、想像以上に厳しい環境だった……そんな中、マルルは目つきの悪いオス猫“ハチ”に出会う。2匹は一緒につるむようになるが――。ハードなこの世界を、たくましく生き抜く野良猫たち(とその周囲の人々)の物語!かわいくて面白い、でも、ハードボイルドで涙腺が刺激される猫漫画です!
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みんなのレビュー
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5.0
かわいいだけではない
猫たちは見た目も性格も個性があり飽きません。保護活動をしている人間、ただかわいいからと野良猫に餌を与えるおばあちゃん、野良猫達からの視点は面白く興味深いです。
色々考えちゃう作品ではあるけど、痛々しいシーンも笑えるシーンもほんわかするシーンもあります。
怪我を負ったハチが自ら罠にかかってマルルとの決別を宣言したのに、それを追ったマルル。
野良猫から保護猫となった2匹のこれからがとても気になり続きが楽しみ。by おもちだんご-
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4.0
こんな感じなんだろうなぁ
保護ネコを飼っているので、面白いのですが胸が苦しくなります。
これが野良猫の現状なんだろうなぁ。
おなかをすかせて、水を求めて、寝床を探して、、、たくましく生きてるけど一つ一つのエピソードに胸が締め付けられる思いがして、次を読みたいんだけど気が重い。
マルルとハチが良い子なだけに余計に切なくなります。
捨て猫に目を向ける大事なテーマだけど、
こんな風に、可愛く楽しくたくましく描いてくれても読むのが辛いです。by みやちく-
22
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5.0
NEW作者さん、転生前は猫でしたか?
私は、はっきり言って猫が嫌いでした。
どこのどんな猫か知らないけど勝手に人の花壇や庭を毎日トイレにしてるから。
でも、このお話を読んでちょっと変わりました。
猫の事をよく知らない人は、なる程そうなのか~
猫の事を知ってる人は、そうそう、そうなんだよね~でも、もっとこうかもね?
作家さんは転生前は猫だったのか?
と思う程に猫目線なお話です。
家猫のまるるが迷子になってしまい、三丁目のボス猫ハチと出会う。まるるはガラスケース育ち(ペットショップ)から家猫になった為か、元々の身体能力なのか飛び降りる時に着地に失敗して転んだり、とにかくどん臭く馬鹿にされる。
ある日、野良猫のハチがジョウロに頭を入れて窒息しそうになるが、まるるが人間界の知恵を思い出しハチを助け、なかなかやるじゃないかーと見直され仲良くなっていく。
まるるはハチから野良猫生活で生きる術、まずは食料の確保、そして宿を探す事を教えてもらう。まずはハチの家を仮宿にするが密着度が心地良い。
公園には餌をくれるおばあさんが頼りになり、来ない日は餌やりを忘れてしまった日。人間界ではルール違反と呼ばれていて、そのおばあさんも認知症でとうとう施設に行く事になり、いよいよ食べ物が無くなる危機に。保護猫団体で保護や去勢支援の人は猫目線では檻を持ってる猫さらいのヤスオと呼ばれる。捕まると身体をおかしくされてしまうと噂されてるが困った時に助けてくれたり本当は良い人らしい、捕まると餌ももらえて寒さも凌げるが檻の中で自由が無いからそれは最終手段とも思っている。
寒い冬が死活問題。普段は仲良くない猫たちや、病気で臭い猫とも猫団子となってお互いを温め合うが冬を越せず春に会えない仲間もいる。
まるるがハチと一緒に家を探し当て、飼い主のメイちゃんを庭から覗くとペットショップで仲良しのココが飼われていた。一件に一匹しか飼えない規約と会話を聞いてしまい、ココを守る為にまるるは身を引き、ハチと暮らす事を選択する場面では、まさかの涙腺崩壊~。
いろいろな猫目線でのエピソードがクスッと笑ったり考えさせられたり。
これからも餌やりはしないが、少し優しい気持ちになって、花壇や庭に失礼な落とし物をされても、こらーっ!と追いかけずに、仕方ないなぁ、居心地いいのかなぁと余裕のある人になれたらと改心しました。
猫を見かけたら今度は、猫目線になってみますね!by どびゅ-
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5.0
NEW義務教育で取り入れるべき日本人の必読書!
全日本人が読むべき作品です!
マルルとハチ、この可愛い猫たちの視点から猫を取り巻く社会問題を描いた名作です。
いかに外猫が生きていくことが大変かを、猫の視点から描いていて、ドキドキ、ハラハラ毎日がサバイバルな様子を見守りながらも、猫同士のハートフルな交流、それぞれの猫の個性が楽しく生き生きとした描写で描かれています。基本的にはあくまで猫の視点で描かれているので、猫の為を思って行動するやすおさんを始めとした保護猫活動家たちも得体の知れない変な人間のように言われていたりして、そういうところも面白いです。
それにしても、ペットショップで気まぐれにマルルを購入して、行方不明になっても探しもせず「新しいねこを買ったからもういらない」と言う飼い主や、多頭飼育崩壊を引き起こす人たち、繁殖用としてひどい扱い方をして要らなくなったら捨てる人間など、最低最悪な人間たちの自分勝手な行いの被害を被っている猫たちが次々登場して心が痛いです。
猫は人と一緒でないと生きられない生き物なので、責任を持って明確なルールのもとにお世話をしなくてはいけないという事、もっと正しいモラルがこの動物後進国の日本に浸透することを切に望みます。
とりあえずこの漫画を義務教育過程に取り入れる事が日本の動物問題を解決する一手になると本当に信じています!by きじとらねこ-
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5.0
考えさせられる
サビ姉さん、考えさせられた。
そうだよね、サクラ猫になってエサやり担当の方が居たとしても暑さ・寒さは過酷だし、色々な危険がある。
自由な方が!なんていうけど、結局家猫と野良ちゃんだと平均寿命が全然違う
保護できたなら、リリースはしないで全て飼い猫にして欲しい
勿論難しい事はわかってますが・・・
その為にも、保護団体の方ももう少し飼い主選定基準緩めて貰えないですかね
私の周り、保護猫を飼おうと思ったのにダメで、結局ブリーダーの方から購入しました。
血統とかこだわりないんだけどって。
マルルみたいな「売れ残り」とか言われる子を減らす為にもペットショップ以外で、飼育したい人が手軽に猫ちゃんに出会えるシステムを作って欲しいと切実に思います。by ひまちびちゃん-
8
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