4.0
絶対に関わりたくない人種
何をどう間違えたらこんな性格になるのか、それとも生まれ持った気質なのか、はたまたその両方なのか。何らかの発達障害か人格障害のようなものがあると思わずにいられませんね。破天荒過ぎる言動とや◯こさんへの誹謗中傷で話題になったフ◯ちゃんにも通じる所がある主人公です。
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6840位 ?
何をどう間違えたらこんな性格になるのか、それとも生まれ持った気質なのか、はたまたその両方なのか。何らかの発達障害か人格障害のようなものがあると思わずにいられませんね。破天荒過ぎる言動とや◯こさんへの誹謗中傷で話題になったフ◯ちゃんにも通じる所がある主人公です。
大阪2児放置餓◯事件が起きる2年前にもこんな事件が起こっていたんですよね。ですがこの事件はあまり大阪での事件に比べると知名度が低く、話題に上がりにくいのが不思議でならないです。どちらも同じくらい惨たらしい事件なのに。
やはりどちらも10代という若い年齢で妊娠・出産し、まだまだ精神的にも大人になれていない頃に母親になってしまった事が悲劇に繋がってしまったんですよね。生き残った息子が最後に「自分が悪い、ママは悪くない」と母親を庇おうとする姿には胸が痛みます。
全てが実話を基にした話であり、精神疾患を患った人達やその家族の苦悩がリアルに描かれています。
家族との関係が彼らの人間性に深く影響を及ぼし、それが精神疾患に繋がっていく過程が丁寧に描写され、殆どのエピソードがハッピーエンドとは言えないものであるのがとてもリアルです。
やはり現実はフィクションのように甘くはないという事を改めて思い知らせてくれる、目を背けてはいけない精神疾患の患者とその家族の現実を知る事ができる貴重な作品です。
秋山ジョージさんの「銭ゲバ」を彷彿とさせる所もある物語でした。一見悪役に見える主人公ですが、下心を持って善人面して彼女に近付いてお金を引き出そうとする人間や、お金欲しさに愛のない結婚をして墓穴を掘る事になる愚かな女など、お金に翻弄される人物達の醜さの方が恐ろしいと思いながら読んでいました。やはりお金は人間を狂わせるという事を嫌というほどに教えてくれる作品です。
あまりに悲しく、生き残った三女もその父親も一生苦しみ続けながら生きなくてはならなかったのが胸が痛いです。元ネタとなった事件は継母ではなく四姉妹の実母の不倫が原因だったらしいので、それに比べたらまだこの漫画の方が実の親からの仕打ちでなかっただけ救いがあったのかな…なんて考えたりもしてしまいました。それでも悲惨な結末である事には変わりはないのですが。
お金にしか幸せを見出せない人間もいれば、お金がなくても幸せを感じられる人もいる。その事を改めて感じさせてくれる作品です。
個人的に、この物語の1番の悪役は主人公春音の母親の紫織でした。この人も幼少期には母親に万引きを強要され、挙げ句の果てには捨てられてロリ◯ンの変態男に売られたりと過酷な人生を送ってきたようですから同情の余地は十分にあるとは思いますが、だからといって春音の父親を自殺に追い込んだり娘を道具にしたりと、人として最低な行いばかりで嫌悪感が勝ってしまいました。
昔っぽさの残る画風で描かれる怪奇な世界。人間の心の禍々しい部分が上手く描かれています。やはり恋心は人から正常な判断力を奪ってしまいますね。
小学生の時に教室の本棚に置いてあり、何気なく手にとって読んでみたらどんどん引き込まれてしまったのを覚えています。やはり平成初期の漫画なので時代を感じる描写が多く、障害者への周囲の無理解さなど今とは雲泥の差だなと思わせるシーンが多く登場します。ヒロインが持ち前の明るさでそれを乗り越えていき、周囲と打ち解け仲間となっていく過程が感動的な名作です。
表題作の先見の井戸では、3人の娘が欲求を抑えられず、自分の未来の結婚相手が映るという井戸を覗いて、2人は後に井戸に映った相手と結婚し幸せを手にするが、1人は醜い豚の顔をした男が映り、後にその男と出会って殺してしまうが、その男の素顔が実は…という、何とも救いのない話でした。
未来の事なんて知らない方が幸せだという教訓なのかと思わされる作品でした。
エドワード王子の自分は善人と信じ切っていて全く悪気なく他人を傷付ける言動ができる所が終始イライラして仕方ありませんでした。一目惚れ相手の庶民の娘アネットも決して悪い子ではないけど、貴族の世界で生きるに相応しい資質を持っているとは思えません。その上エドワードの従者サイモンも気持ち悪いストーカー気質の男だし。マリアベルがレナード王太子と結婚して素晴らしい国を作り上げる素晴らしい王妃になる展開になってくれると信じています‼️
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だってワタシは悪くない