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韓流ドラマさながらの展開。
昔見た韓流ドラマも、この主人公のライバルのような悪女が必ず登場し、主人公を窮地に追いやっていく展開があったなぁ…と懐かしい気持ちになりながら読みました。やはり家族を残して自分一人だけ楽になる事を選んだ父親が一番許せなかったですね。家族のその後など何一つ考えていなかったのですから。
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164位 ?
昔見た韓流ドラマも、この主人公のライバルのような悪女が必ず登場し、主人公を窮地に追いやっていく展開があったなぁ…と懐かしい気持ちになりながら読みました。やはり家族を残して自分一人だけ楽になる事を選んだ父親が一番許せなかったですね。家族のその後など何一つ考えていなかったのですから。
あまりに現実離れした展開に、頭が追い付かず「何故そうなるの?」と言いたくなる話ばかりでした。弟を亡くした事をきっかけに不幸のどん底に落ちていき、挙げ句の果てには虐めの果てにサイコパス男に◯されそうになる展開など、現実にこんな度を越した虐めが存在するのだろうか?と思わずにはいられませんでした。
容姿を理由に学生時代に酷い虐めを受け、整形して人生をやり直そうとする主人公。でも虐めのトラウマはそう簡単に消えるはずもなく、職場では言いたい事も言えず辛く当たられる日々を送り、恋をした男性からも誤解されてしまう。
読んでいてとても辛かったですが、この主人公にもイライラさせられる所もあり、やはり容姿というのはその人の人生のみならず人格をも左右してしまうものなのだとつくづく感じさせられる話でした。
彼女を陥れた容姿と性格共にブスな女にもムカつきましたが、主人公の恋の相手もなかなか性格に難がありそうな男で、こんな男にそこまでの価値があるのか?と思わずにはいられなかったですね。
YouTubeで映画版の予告を見て、興味を引かれて漫画版も読んでみました。
主人公の吸血鬼蘭丸が童◯男子の血を好むホ◯吸血鬼というなかなか斬新な設定に加え、登場人物達の思惑が面白いほどにすれ違っていく様がもはやギャグ漫画並みの爆笑展開でした。
最後にはどんな結末が待ち受けているのか気になってどんどん読み進めてしまう作品です。
可哀想だとか酷いだとか、そんな安易な言葉で片付けられるほど軽い内容ではありませんでした。
普通の家庭でぬくぬくと育った人間には、沙羅ちゃんのような残酷な虐待を受けた子の気持ちはそう簡単に分かるものではないと思います。誰も信じられず心を開けない。月並みな言葉での慰めや同情の言葉など何の意味も成さない。とても根深い問題だと思いました。
夏美先生のような先生がいてくれた事で沙羅ちゃんの心が救われたのが本当によかったです。
小学生の頃にアニメも漫画も夢中になっていました。さくらちゃんの健気さやぽやーんとした可愛らしい雰囲気が大好きで、憧れの女の子でした。
ただ、この世界の恋愛観が何とも謎で、さくらちゃんの身近にいる人達が教師&生徒の恋や同性愛など、リアルな世界ではあり得ないほどアブノーマルな恋愛模様が多く、今になって思うとすごい世界だなぁと思ってしまいますね。やはり物語の世界だからこそ、このような事もまかり通ってしまうのだと割り切って読めば楽しめますね。
お金目的で結婚しようとする妻も認知症を装って嫁を流産させる姑もどっちもどっちだった。こんな2人に振り回された旦那が可哀想。妻も惨めな最期を迎える事を予感させるラストだったけど、今一つ同情できなかった。
息子からしたら主人公は生みの親。会いたいと思う気持ちは分からなくもない。だけど主人公にしてみたら過去の忌まわしい事件の象徴である息子に会うのは心の傷を抉られる以外の何物でもないだろう。息子には酷だが、そういう事情もきちんと知らせるべきだったんじゃないかと思う。
表題作の「堕ちるブス」を読みました。
容姿という自分ではどうしようもない生まれ持ったものを理由に虐めを受ける。これほど辛い事はないですよね。主人公の双葉は何も悪い事はしてないのに、容姿が悪いというだけで周囲から犯罪者のように蔑まれ迫害される人生を送り、最後にはとうとう本物の犯罪者となってしまう。本当に救われないです。彼女を追い詰めた人間は母親と伯父一家以外の全員も報いを受けて欲しかったですね。
簡単な事も出来ずに「使えない」だの「役立たず」だの言われ続けて、本人が一番辛いでしょうね。だけどやっぱり周囲が主人公にイラつく気持ちも分かります。仕事では大きな失敗をすれば謝って済まない事もありますし、会社全体の信用問題にも関わりますから。
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女帝 由奈